鍛造品などを手がける遠藤製作所は2026年7月8日、整形外科用インプラントの企画・設計と卸売を行うメディベーション株式会社の株式を取得し、子会社化することを決定したと公表しました。実行は7月13日です。

開示された事実

譲受(買い手)遠藤製作所株式会社(7841・東証スタンダード)
譲渡対象メディベーション株式会社(医療機器の企画・設計および卸売(整形外科用インプラント))
所在地埼玉県さいたま市
手法株式譲渡(株式を取得し、子会社化)
対価非開示(開示資料に「相手先からの要請により非開示」「独立した第三者機関の評価報告書を受領」と記載)
日程取締役会決議・契約締結 2026年7月8日/実行 2026年7月13日

開示資料によれば、メディベーションは2017年7月設立、資本金4,500千円で、直近3期の売上高は477,890千円、655,959千円、930,736千円、営業利益は64,318千円、63,260千円、113,840千円です。取得価額は相手先の要請により非開示です(出典:遠藤製作所株式会社 2026年7月8日公表資料)。

遠藤製作所は取得の理由として、中期経営計画の柱である事業ポートフォリオの再構築においてM&Aを活用することを挙げています。

出典: 遠藤製作所株式会社(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「メディベーション株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2026年07月08日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

設立から十年に満たず、売上が伸びている医療機器の会社が製造業の上場企業に迎え入れられた例です。成長している会社の承継は、買い手にとって新しい分野への入口として説明されます。

決議から実行までが数日と短い日程です。売り手と買い手の条件がすでに整っている案件では、公表と実行がほぼ同時になることがあります。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。