HYUGA PRIMARY CAREは2026年9月25日、JG44による同社株券等に対する公開買付けの開始について公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社JG44(公開買付者。2026年9月4日設立。日本成長投資アライアンス株式会社が関与)
譲渡(売り手)HYUGA PRIMARY CARE株式会社の株主および新株予約権者(公開買付けに応募する側)。代表取締役社長は不応募株主で、取引後も継続して代表取締役社長として経営にあたる
譲渡対象HYUGA PRIMARY CARE株式会社の株券等(在宅訪問を中心とした薬局)
所在地福岡県
手法公開買付け(TOB)。公開買付者は対象者株式(不応募株式および自己株式を除く)と新株予約権を取得・所有することを主たる目的として2026年9月4日に設立された会社。不応募株主は株式併合後の株式交換で公開買付者の株式を取得する予定
対価買付け等の価格は普通株式1株につき2,110円、第3回・第4回新株予約権は1個につき1,150,800円、第5回新株予約権は1個につき1,015,800円。買付予定数3,994,000株、買付予定数の下限1,518,400株、上限なし
日程2026年9月25日 公表/2026年11月17日 決済の開始日

開示資料によれば、買付け等の価格は普通株式1株につき2,110円、新株予約権は第3回・第4回が1個につき1,150,800円、第5回が1個につき1,015,800円です。買付予定数は3,994,000株、買付予定数の下限は1,518,400株で、上限は設けられていません。決済の開始日は2026年11月17日、公開買付代理人は大和証券です(出典:HYUGA PRIMARY CARE株式会社 2026年9月25日公表資料)

公開買付者は、対象者株式(不応募株式および対象者が所有する自己株式を除く)および新株予約権を取得・所有することを主たる目的として2026年9月4日に設立された会社で、日本成長投資アライアンス株式会社が関与しているとされています。

株式交換比率は本開示日現在未定ですが、公開買付価格の均一性規制(金融商品取引法第27条の2第3項)の趣旨に反しないよう、対象者株式の価値は各不応募株主が公開買付けに応募した場合の公開買付価格を上回らない価格で評価するとされています。ただし株式併合の比率に応じて比例的に決定する方法その他の合理的な方法による調整を行う予定です(出典:HYUGA PRIMARY CARE株式会社 2026年9月25日公表資料)

株式交換後に各不応募株主が公開買付者の株式を取得することについては、取引後も継続して代表取締役社長として対象者の経営にあたることを前提としたものと記載されています。

出典: HYUGA PRIMARY CARE株式会社(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「株式会社JG44によるHYUGA PRIMARY CARE株式会社(証券コード:7133)の株券等に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」(2026年09月25日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

社長は株を売りません。かわりに、買う側の会社の株を持ちます。降りるのではなく、立場を変えて残る形です。

残る側の株の値段は、応募した株主が受け取る価格を上回らないようにする、と書かれています。残る人だけが有利にならないための歯止めです。

中小企業の譲渡でも、経営者が数年残ることを買い手が望むことがあります。そのとき、全部を売り切るのか、一部を持ち続けるのかを選べます。

持ち続けるなら、その持ち分をいつ・いくらで買い取ってもらえるのかを最初の契約で決めておきます。

買う側が投資会社のときは、数年後に次の相手へ渡すことを前提にしています。そのときに自分の持ち分がどう扱われるかも、同じ契約に書いておきます。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。