ハンバーガー専門店のフランチャイズ展開を中核とするモスフードサービスは2026年6月30日、飲食店舗を経営する株式会社ビー・ワイ・オーの株式を、投資事業有限責任組合などから取得し、子会社化する契約を締結したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社モスフードサービス(8153・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社ビー・ワイ・オー(飲食店舗の経営) |
| 所在地 | 東京都豊島区 |
| 手法 | 株式譲渡(投資事業有限責任組合などから株式10,666,667株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 取得価額 11,197百万円 |
| 日程 | 取締役会決議 2026年6月24日/契約締結 2026年6月30日/実行 2026年7月31日(予定) |
開示資料によれば、ビー・ワイ・オーは2015年7月設立、資本金49百万円で、直近3期の売上高は14,891百万円、16,464百万円、18,380百万円、営業利益は423百万円、546百万円、534百万円です。取得株式数は10,666,667株、取得価額は11,197百万円で、実行は2026年7月31日の予定です(出典:株式会社モスフードサービス 2026年6月30日公表資料)。
モスフードサービスは、中期経営計画で既存事業の成長に加えてM&Aや業務提携を通じた事業の拡大を掲げていると説明しています。
中小企業の経営者は、どう読むか
投資ファンドが株主の飲食企業が、事業会社へ譲渡される例です。ファンドが保有する会社の出口として、同じ業界の事業会社が選ばれる形はよく見られます。
取得価額が開示され、決議から契約、実行までの日程も明示されています。規模の大きな案件では、各段階の日付が公表され、前提条件の充足を経て実行されることが読み取れます。