Glossary — 税務

特別受益とくべつじゅえき

M&A用語集「税務」の言葉です。意味と、中小企業のM&Aでどう出てくるかをまとめました。

相続人が生前に受けた贈与などを、相続分の計算で考慮する仕組みです。遺産分割の争いの原因になります。

特別受益とは

住宅の資金や事業の資金として生前に受けた贈与が対象になります。相続分の計算では、受けた分を遺産に戻して計算し、その人の相続分から差し引きます。古い贈与の記録が残っていないと事実の認定が難しくなります。

後継者に自社株を生前に贈与した場合、他の相続人から特別受益だと主張される余地があります。遺留分の計算にも影響するため、贈与の時期と評価の額を記録に残しておきます。遺言と組み合わせた設計が実務では欠かせません。

押さえどころ

  • 生前の贈与を遺産に戻して計算し、その人の相続分から差し引く
  • 自社株の生前の贈与は、他の相続人から主張される余地がある

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