TBSホールディングスは2025年5月14日、IPの収益最大化を目指す新会社CIP(仮)がケイコンテンツの株式51%を取得し子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社TBSホールディングス(9401・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 開示資料に記載なし |
| 譲渡対象 | 株式会社ケイコンテンツ(YouTubeを中心としたIPの企画・開発、SNSを活用したMD(マーチャンダイジング)マーケティング) |
| 所在地 | 東京都港区 |
| 手法 | 株式取得(子会社化)。IPの収益最大化を目指す新会社CIP(仮)がケイコンテンツの株式51%を取得する |
| 対価 | 開示資料に取得価額の記載はない |
| 日程 | 2025年5月14日 公表(開示資料に日程の記載はない) |
取得価額および日程について、開示資料に記載はありません。
対象会社は所在地が東京都港区で、YouTubeを中心に人気を持つIPを多数展開しており、Z世代に響くIPの企画・開発力とSNSを駆使したMD(マーチャンダイジング)マーケティング力に強みを持つ企業と記載されています。
開示資料は、TBSグループのストーリー制作のノウハウを活かしたアニメーション展開の強化、地上波放送や配信に加えた商品化・イベント・ゲームなどの多角的なメディア展開、クリエイター人材の交流を通じた新規IPの共同開発を加速すると記載しています。
出典: 株式会社TBSホールディングス「株式会社ケイコンテンツ 子会社化のお知らせ」(2025年05月14日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
取得するのは全部ではなく、過半にあたる部分です。
残りは、これまでの株主の手元に残ります。
作り手が会社に残ることを前提にした組み立てです。
中小企業の譲渡でも、全部を渡さない形があります。
まず過半を渡し、残りを数年後に渡すという段取りです。
渡す側は経営に関与しながら、対価の一部を先に受け取ります。
ただし残った株式をいくらで渡すかを、先に決める必要があります。
決めていないと、あとの交渉で立場が弱くなります。
何%渡すかと同時に、残りの扱いを書く場面です。