アサヒグループホールディングスは2025年12月17日、Diageo plcの2つの子会社からDiageo Kenya Limited(DKL)の株式の100%とUDV (Kenya) Limited(UDVK)の株式の53.68%を取得することを決定し、それぞれと個別の株式売買契約を締結したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | アサヒグループホールディングス株式会社(2502・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | Diageo Holdings Netherlands B.V.およびDiageo Great Britain Limited(いずれもDiageo plcの子会社) |
| 譲渡対象 | Diageo Kenya Limited(DKL)およびUDV (Kenya) Limited(UDVK)(持株会社(DKL)/蒸留酒の製造・販売(UDVK)) |
| 所在地 | ケニア共和国 |
| 手法 | 株式の取得。Diageo plcの2つの子会社からDiageo Kenya Limited(DKL)の株式の100%とUDV (Kenya) Limited(UDVK)の株式の53.68%を取得し、それぞれと個別の株式売買契約を締結した。開示資料は、クロージングの前提条件としてケニア競争庁、ウガンダの管轄当局およびタンザニア公正競争委員会からの企業結合審査の承認の取得を記載している |
| 対価 | 対価はDKLの株式100%について 2,354 million U.S. dollars(on an equity value basis・approximately 365.2 billion yen)、UDVKの株式53.68%について 646 million U.S. dollars(on an equity value basis・approximately 100.2 billion yen) |
| 日程 | 2025年12月17日 取得の決定・Diageo Holdings Netherlands B.V.およびDiageo Great Britain Limitedとの株式売買契約の締結/企業結合審査の承認の取得後にクロージング(開示資料に具体的な日付の記載なし) |
対価はDKLの株式100%について 2,354 million U.S. dollars(on an equity value basis・approximately 365.2 billion yen)、UDVKの株式53.68%について 646 million U.S. dollars(on an equity value basis・approximately 100.2 billion yen)です(出典:アサヒグループホールディングス株式会社 2025年12月17日公表資料)
開示資料は、クロージングの前提条件としてケニア競争庁、ウガンダの管轄当局およびタンザニア公正競争委員会からの企業結合審査の承認の取得を記載しています。
Diageo Kenya Limitedは所在地がケニア共和国、事業内容が持株会社、資本金が205 million Kenyan shillings(approximately 246 million yen・2025年6月30日時点)、設立が2003年7月14日です。UDV (Kenya) Limitedは所在地がケニア共和国、事業内容が蒸留酒の製造・販売です。
対象事業の業績は、純資産が31,744、36,732、42,287、総資産が132,593、124,247、131,089、売上が109,649、124,131、128,791、営業利益(EBIT)が24,194、24,898、25,171と3期分が記載されています(単位:millions of Kenyan shillings)。
出典: アサヒグループホールディングス株式会社「Notice Regarding the Acquisition of Shares in Diageo plcs Businesses in East Africa」(2025年12月17日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
二つの会社を、それぞれ別の契約で買っています。
一方は全部、もう一方は五割強です。
相手も別の子会社なので、契約も分かれています。
中小企業の譲渡でも、複数の法人が絡むことがあります。
株主が別だったり、持ち合いがあったりする場合です。
そのとき、契約も相手ごとに分かれます。
全部が揃わないと成立しない形にすることもあります。
一つでも欠けたら止まる、と決めておく書き方です。
契約の組み方を考える、という場面です。