大日本塗料は2025年8月29日、AGC株式会社からAGCコーテック株式会社の株式を取得し完全子会社化する株式譲渡契約を締結したと公表しました。株式譲渡実行日は2025年12月下旬を予定しています。

開示された事実

譲受(買い手)大日本塗料株式会社(4611・東証プライム)
譲渡(売り手)AGC株式会社(東京都千代田区丸の内一丁目5番1号)
譲渡対象AGCコーテック株式会社(ふっ素樹脂塗料の分野における製品の製造・販売)
所在地東京都千代田区神田錦町2丁目9番地 コンフォール安田ビル5階
手法株式の取得(子会社化)。異動前の所有株式数60,000株(議決権所有割合10%)から540,000株を取得し、異動後は600,000株(議決権所有割合100%)となる。開示資料は、本件株式取得が開示基準を下回る任意開示であるため開示事項・内容を一部省略していることを記載している
対価取得価額は相手先との協議により守秘義務があり非公表とされている。開示資料は、外部の専門家による株式価値評価および法務・財務に関する調査の結果等を合理的に勘案の上、当事者間の協議を経て決定したことを記載している
日程2025年8月29日 株式譲渡契約締結日/2025年12月下旬(予定) 株式譲渡実行日

異動前の所有株式数は60,000株(議決権所有割合:10%)、取得株式数は540,000株、異動後の所有株式数は600,000株(議決権所有割合:100%)です。取得価額は相手先との協議により守秘義務があり非公表とされています。

対象会社は所在地が東京都千代田区神田錦町2丁目9番地 コンフォール安田ビル5階、資本金が300百万円、設立年月日が1963年10月10日です。譲渡元のAGC株式会社は所在地が東京都千代田区丸の内一丁目5番1号、資本金が90,873百万円、設立年月日が1950年6月1日です(出典:大日本塗料株式会社 2025年8月29日公表資料)

開示資料は、対象会社がふっ素樹脂塗料分野において高い技術力を有しており、同社が有する技術を買い手グループ内に取り込むことで既存技術との融合を図ること、買い手が中期経営計画でM&Aも視野に入れ塗料事業の基盤拡大および抜本的効率化に取り組んでいることを記載しています。

開示資料は、本件株式取得が開示基準を下回る任意開示であるため、開示事項・内容を一部省略して開示していることを記載しています。

出典: 大日本塗料株式会社「AGCコーテック株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2025年08月29日公表)・適時開示

中小企業の経営者は、どう読むか

買い手は、もともと一割を持っていました。

残りの九割を引き受けて、完全子会社にする形です。

出資の関係が先にあり、そこから全部へ進んでいます。

中小企業の譲渡でも、この順番はよくあります。

取引先や共同出資の相手が、そのまま買い手になります。

互いを知っているので、調査の負担は軽くなります。

一方で、条件の交渉はやりにくくなることがあります。

関係が近いほど、金額の話を切り出しにくいからです。

だから第三者を間に入れる形が選ばれる場面です。

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この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)は大日本塗料株式会社(4611・東証プライム)です。譲渡(売り手)はAGC株式会社(東京都千代田区丸の内一丁目5番1号)です。譲渡対象はAGCコーテック株式会社(ふっ素樹脂塗料の分野における製品の製造・販売)です。
A.株式の取得(子会社化)。異動前の所有株式数60,000株(議決権所有割合10%)から540,000株を取得し、異動後は600,000株(議決権所有割合100%)となる。開示資料は、本件株式取得が開示基準を下回る任意開示であるため開示事項・内容を一部省略していることを記載している
A.取得価額は相手先との協議により守秘義務があり非公表とされている。開示資料は、外部の専門家による株式価値評価および法務・財務に関する調査の結果等を合理的に勘案の上、当事者間の協議を経て決定したことを記載している
A.2025年8月29日 株式譲渡契約締結日/2025年12月下旬(予定) 株式譲渡実行日
A.本記事は大日本塗料株式会社「AGCコーテック株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2025年08月29日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。