M&A用語集「決算書と財務の見方」の言葉です。意味と、中小企業のM&Aでどう出てくるかをまとめました。
将来に発生する可能性が高い費用や損失を、あらかじめ見積もって負債として計上するものです。賞与、退職給付、貸倒れ、工事の損失などがあり、計上の有無が利益と純資産に影響します。
将来の支出でも、その原因が当期以前にあり、金額を見積もれるものは、当期の費用として引当金に計上します。中小企業では税務上の扱いを優先して計上していないことが多く、その分だけ利益と純資産が実態より大きく見えています。
買い手の財務の調査では、本来計上すべき引当金を見積もり、純資産から差し引いて評価します。賞与の未計上分、退職金の積み立て不足、回収が難しい売掛金、赤字が見込まれる工事などが典型です。売り手は、これらの項目を自分で把握しておくと、評価の調整に驚かずに済みます。
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