Glossary — 業種でよく出る指標

指名率・スタッフ依存しめいりつ・すたっふいぞん

M&A用語集「業種でよく出る指標」の言葉です。意味と、中小企業のM&Aでどう出てくるかをまとめました。

美容室、治療院、サロンなどで、顧客が特定のスタッフを指名する割合です。指名率が高い店舗は、そのスタッフが退職すると顧客も離れるため、買い手はスタッフの残留を重視します。

指名率・スタッフ依存とは

技術や接客が個人に結びつく業種では、顧客は店舗ではなく担当者につきます。指名の比率が高いほど売上は安定している一方、スタッフの退職や独立で顧客が一緒に移るリスクを抱えています。

買い手は、スタッフごとの指名の売上、勤続年数、独立の意向、競業避止の取り決めの有無を確かめます。売り手は、スタッフごとの売上と指名の構成を整理し、承継後の処遇を買い手と協議してスタッフの残留を働きかけます。経営者自身の指名が多い場合は、引継ぎの期間を長めに取ります。

押さえどころ

  • 顧客が担当者につく業種では、スタッフの退職で顧客も離れる。
  • スタッフごとの売上と独立の意向が確かめられる。
  • 処遇を協議して残留を働きかける。

関連する用語

この用語集の使い方について。ここに載せた説明は、経営者の方が話の流れを掴むためのものです。契約書の条項や税務の取り扱いは、同じ言葉でも案件ごとに中身が変わります。実際のご判断は、必ず弁護士・税理士など専門家の確認を受けてください。当社は仲介者であり、税務顧問業務・法律事務は行いません。

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