ダイセキは2025年10月30日、民事再生手続中のSyncMOF株式会社について、再生管財人によるスポンサー選定入札の結果、事業譲受に関する優先交渉権を取得したと公表しました。これは決定ではなく、協議の開始です。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社ダイセキ(9793・東証プライム)
譲渡(売り手)SyncMOF株式会社(2025年8月15日に民事再生手続開始決定を受け民事再生手続中)
譲渡対象SyncMOF株式会社の全事業(新規多孔性材料の合成及び製造/性能評価/性能評価装置の開発及び販売、新規多孔性材料を用いた製品及び商品の開発及び販売、ガス関連製品及び商品の開発及び販売、上記に関わるコンサルティング業務)
所在地愛知県名古屋市千種区千種2-22-8 名古屋医工連携インキュベータ403号
手法事業譲受に関する優先交渉権の取得。これは決定ではなく、協議の開始です。開示資料は、対象会社が2025年8月15日に民事再生手続開始決定を受けて民事再生手続中であり、再生管財人によるスポンサー選定入札の結果として買い手が優先交渉権を取得したことを記載している
対価開示資料に記載なし
日程2025年10月30日 優先交渉権の取得の公表/2025年11月中旬 事業譲渡契約書締結予定/2026年1月初旬 事業譲渡実行予定

開示資料は、対象会社が2025年8月15日に民事再生手続開始決定を受けていること、事業譲渡契約書の締結を2025年11月中旬、事業譲渡の実行を2026年1月初旬に予定していることを記載しています。譲受価額は開示資料に記載がありません。

対象会社は所在地が愛知県名古屋市千種区千種2-22-8 名古屋医工連携インキュベータ403号、設立が2019年6月20日、事業内容が新規多孔性材料の合成及び製造、性能評価、性能評価装置の開発及び販売、新規多孔性材料を用いた製品及び商品の開発及び販売、ガス関連製品及び商品の開発及び販売、上記に関わるコンサルティング業務です。

開示資料は、買い手が2020年以来、対象会社と金属有機構造体を利用した新規吸脱着剤によるアンモニア回収事業に取り組んできたことを記載しています。

開示資料は、今後はアンモニア以外の対象会社の全事業も引き継ぐことにより、CO2回収、水素回収等の分野に取り組む方針であることを記載しています。

出典: 株式会社ダイセキ「SyncMOF株式会社の事業譲受に関する優先交渉権取得の件」(2025年10月30日公表)・適時開示

中小企業の経営者は、どう読むか

再生手続の中で、入札によって相手が選ばれています。

再生管財人が仕切るので、売り手が選べません。

条件も、債権者への配当を基準に決まります。

中小企業でも、手続きに入るとこうなります。

誰に渡すか、いくらで渡すかを自分で決められません。

長年の取引先に渡したくても、通らないことがあります。

資金が回っているうちなら、相手も条件も選べます。

この会社も、五年前からの取引先が引き継ぎます。

選べるうちに動く、という場面です。

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この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)は株式会社ダイセキ(9793・東証プライム)です。譲渡(売り手)はSyncMOF株式会社(2025年8月15日に民事再生手続開始決定を受け民事再生手続中)です。譲渡対象はSyncMOF株式会社の全事業(新規多孔性材料の合成及び製造/性能評価/性能評価装置の開発及び販売、新規多孔性材料を用いた製品及び商品の開発及び販売、ガス関連製品及び商品の開発及び販売、上記に関わるコンサルティング業務)です。
A.事業譲受に関する優先交渉権の取得。これは決定ではなく、協議の開始です。開示資料は、対象会社が2025年8月15日に民事再生手続開始決定を受けて民事再生手続中であり、再生管財人によるスポンサー選定入札の結果として買い手が優先交渉権を取得したことを記載している
A.開示資料に記載なし
A.2025年10月30日 優先交渉権の取得の公表/2025年11月中旬 事業譲渡契約書締結予定/2026年1月初旬 事業譲渡実行予定
A.本記事は株式会社ダイセキ「SyncMOF株式会社の事業譲受に関する優先交渉権取得の件」(2025年10月30日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。