廃棄物処理・資源リサイクルのTREホールディングスは2026年9月30日、Obras Holdings株式会社の株式を取得し子会社化すると公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)TREホールディングス株式会社(9247・東証プライム)
譲渡(売り手)エヌアイシー・ファンド・ツー・ケイマン・エルピー(ケイマン諸島のリミテッド・パートナーシップ。有価証券の保有・管理及び売買を目的とするファンド)
譲渡対象Obras Holdings株式会社(事業系建物解体工事の元請けを担う会社と、建物解体及び廃棄物の収集運搬・中間処理などを手掛ける会社を傘下に有する持株会社)
所在地中部圏
手法株式取得(462,811株・議決権所有割合100.0%を取得)
対価非開示(開示資料に「第三者によるデューデリジェンスの結果及び株価算定の結果を踏まえ、当事者間で協議・交渉した結果、公正な価額にて決定しております」と記載)
日程2026年9月30日 取締役会決議・契約締結/2026年11月16日 株式譲渡実行予定

開示資料によれば、異動前の所有株式数は0株(議決権所有割合0%)、取得株式数は462,811株、異動後は462,811株(議決権所有割合100.0%)です。取得価額は、第三者によるデューデリジェンスの結果及び株価算定の結果を踏まえ、当事者間で協議・交渉した結果、公正な価額にて決定したと記載されています(出典:TREホールディングス株式会社 2026年9月30日公表資料)。

日程は、取締役会決議日と契約締結日が2026年9月30日、株式譲渡実行日が2026年11月16日の予定です。株式取得の相手先はケイマン諸島免税リミテッド・パートナーシップ法に基づくリミテッド・パートナーシップで、組成目的は有価証券の保有・管理及び売買、組成日は2020年10月15日です(出典:TREホールディングス株式会社 2026年9月30日公表資料)。

対象会社は、事業系建物解体工事の元請けを担う会社と、建物解体及び廃棄物の収集運搬・中間処理などを手掛ける会社を傘下に有する持株会社です。同社グループは中部圏を中心に事業を展開しており、解体工事の受注から施工までを一貫して手がけていると記載されています。

出典: TREホールディングス株式会社(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「Obras Holdings株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2026年09月30日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

売り手は投資を目的として組まれたファンドです。いずれ手放す前提で持っているので、買い手が現れれば話は進みます。創業家が売り手のときとは、交渉の感触が違います。

対象は持株会社で、その下に解体の会社と廃棄物処理の会社があります。上の会社の株式を取得すると、下の会社もついてきます。グループを一度に引き受ける形です。

評価されたのは、解体の受注から処理までを一続きで手がけていることでした。工程が途切れていないと、外に出す費用も、間の待ち時間も減ります。自社が担っている工程の範囲は、説明できる強みです。

契約から実行まで一か月半あります。許認可のある事業では、承継や届出の確認に時間がかかります。廃棄物の収集運搬や処理は、許可がないとできない仕事です。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。