Glossary — 人・組織・労務

権限委譲けんげんいじょう

M&A用語集「人・組織・労務」の言葉です。意味と、中小企業のM&Aでどう出てくるかをまとめました。

経営者が持っている判断や承認の権限を、幹部や部門の責任者に委ねることです。経営者への依存を減らし、承継後も会社が回る体制を作る準備になります。

権限委譲とは

受注の判断、価格の決定、採用、支払の承認などを経営者が一人で行っている会社では、経営者が退いた瞬間に会社の判断が止まります。権限を段階的に幹部に移し、経営者がいなくても日常の判断ができる体制を作ることが、承継の準備の核心です。

買い手は、経営者が引き継ぎ期間の後に離れても事業が続くかを見ており、幹部が実質的に判断している会社は高く評価されます。権限の委譲は一朝一夕にはできないため、売却を決める前から始めることが望まれます。

押さえどころ

  • 経営者の判断権限を幹部に移すこと。
  • 承継後も会社が回る体制の核心。
  • 売却を決める前から段階的に進める。

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