Glossary — 決算書と財務の見方

繰越欠損金くりこしけっそんきん

M&A用語集「決算書と財務の見方」の言葉です。意味と、中小企業のM&Aでどう出てくるかをまとめました。

過去の赤字のうち、翌年度以降の黒字と相殺して法人税を減らせるものです。期限があり、M&Aの形によっては買い手が引き継げなくなることがあります。

繰越欠損金とは

会社が赤字を出した年度の損失は、一定の期間内であれば後の年度の所得から差し引くことができ、その残高を繰越欠損金と呼びます。買い手にとっては、承継後の税負担を減らす価値のある項目になり得ます。

ただし、株式を取得した後に事業の内容を大きく変えた場合など、税法上の要件によって使えなくなることがあります。合併や会社分割では引継ぎに制限があり、組織再編の形を決める際に税理士の確認が欠かせません。

押さえどころ

  • 過去の赤字を将来の黒字と相殺できる税務上の権利。
  • 買い手にとって価値になるが、使えなくなる要件がある。
  • 組織再編の形によって引継ぎの可否が変わる。

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