ツムラは2025年6月18日、100%子会社である津村(中国)有限公司が上海虹橋中薬飲片有限公司の持分を取得する契約を締結したと公表しました。実行日は2025年7月を予定しています。

開示された事実

譲受(買い手)津村(中国)有限公司(株式会社ツムラの100%子会社)(4540・東証プライム)
譲渡(売り手)上海虹橋薬業有限公司(持株比率100%)
譲渡対象上海虹橋中薬飲片有限公司(薬品生産、薬品卸売、中薬飲片代理煎じサービス、技術サービス提供)
所在地中国上海市
手法持分の取得に関する契約締結。買い手の100%子会社である津村(中国)有限公司が対象会社の持分51%を取得する
対価取得価額は1,162,800,000人民元(約232.7億円。1人民元=20.01円で換算)
日程2025年6月18日 取締役会決議日/2025年6月18日 契約締結日/2025年7月(予定) 実行日

取得する持分は51%です。取得価額は1,162,800,000人民元(約232.7億円)で、1人民元=20.01円で換算されています(出典:株式会社ツムラ 2025年6月18日公表資料)

対象会社は所在地が中国上海市、事業内容が薬品生産、薬品卸売、中薬飲片代理煎じサービス、技術サービス提供、資本金が160百万人民元(約32.0億円)、設立が2003年12月22日で、大株主及び持株比率は上海虹橋薬業有限公司が100%です。売上高は677,034千人民元、営業利益は124,756千人民元、純資産は626,850千人民元と記載されています(出典:株式会社ツムラ 2025年6月18日公表資料)

取得を行う津村(中国)有限公司は所在地が中国上海市、事業内容が中国の買い手グループ各社の経営管理及びそれに付帯・関連する業務、資本金が2,528百万人民元(約506.1億円)、設立が2016年12月26日で、大株主は株式会社ツムラが100%です(出典:株式会社ツムラ 2025年6月18日公表資料)

開示資料は、買い手グループが中国事業のビジョンとして「中国国民の健康への貢献」を掲げ、製剤・生薬・研究の3つのプラットフォームで事業を展開していること、今回の持分取得が生薬プラットフォームに関わるものであることを記載しています。

出典: 株式会社ツムラ「津村(中国)有限公司による上海虹橋中薬飲片有限公司の 持分取得に関する契約締結のお知らせ」(2025年06月18日公表)・適時開示

中小企業の経営者は、どう読むか

過半の持分だけを取り、残りは元の株主に残す形です。

現地の株主が残れば、現地の取引や人脈も残ります。

全部を取ると、その足場を失うことがあります。

中小企業の譲渡でも、同じ判断が働くことがあります。

とくに取引先との関係が個人に結びついている場合です。

全部渡したあとに、その人が離れると取引も離れます。

だから一部を残して、関わり続けてもらう形を取ります。

ただし残した持分の扱いは、契約で決めておきます。

いつ、いくらで、残りを渡すのかを書く場面です。

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この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)は津村(中国)有限公司(株式会社ツムラの100%子会社)(4540・東証プライム)です。譲渡(売り手)は上海虹橋薬業有限公司(持株比率100%)です。譲渡対象は上海虹橋中薬飲片有限公司(薬品生産、薬品卸売、中薬飲片代理煎じサービス、技術サービス提供)です。
A.持分の取得に関する契約締結。買い手の100%子会社である津村(中国)有限公司が対象会社の持分51%を取得する
A.取得価額は1,162,800,000人民元(約232.7億円。1人民元=20.01円で換算)
A.2025年6月18日 取締役会決議日/2025年6月18日 契約締結日/2025年7月(予定) 実行日
A.本記事は株式会社ツムラ「津村(中国)有限公司による上海虹橋中薬飲片有限公司の 持分取得に関する契約締結のお知らせ」(2025年06月18日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。