西華産業は2025年10月27日、旭サナック株式会社の株式を取得し完全子会社化する株式譲渡契約書を締結したと公表しました。株式譲渡実行日は2025年12月1日を予定しています。

開示された事実

譲受(買い手)西華産業株式会社(8061・東証プライム)
譲渡(売り手)NMC四号投資事業有限責任組合(東京都千代田区内幸町一丁目3番3号・持株比率100.0%)
譲渡対象旭サナック株式会社(塗装機器・機械の製造・販売等)
所在地愛知県尾張旭市旭前町新田洞5050番地
手法株式取得(子会社化)による完全子会社化。議決権所有割合は0.00%から100.00%となる。開示資料は、国内の独占禁止法その他関連法令上必要な承認等の手続きが前提であることを記載している
対価取得価額は相手先の意向により開示を差し控えるとされている
日程2025年10月27日 契約締結日/2025年12月1日(予定) 株式譲渡実行日

議決権所有割合は0.00%から100.00%となります。取得価額は相手先の意向により開示を差し控えるとされています(出典:西華産業株式会社 2025年10月27日公表資料)

対象会社は所在地が愛知県尾張旭市旭前町新田洞5050番地、資本金が255,000千円(2025年5月末現在)、設立年月日が2021年11月12日(創業年月日は1942年7月17日)で、大株主及び持株比率はNMC四号投資事業有限責任組合が100.0%です。売上高は14,772百万円、13,900百万円、14,161百万円、営業利益は1,465百万円、1,579百万円、1,685百万円、純資産は4,489百万円、5,795百万円、6,903百万円と3期分が記載されています(出典:西華産業株式会社 2025年10月27日公表資料)

開示資料は、対象会社が「技術創造企業として国際社会に貢献する」という経営基本方針のもとで付加価値の高い製品を開発・製造・販売していること、買い手と対象会社がドイツおよびタイにおける合弁会社の設立をはじめパートナーシップを築いてきたことを記載しています。

開示資料は、買い手が永年培ってきた機械総合商社としてのノウハウを活かし販売面のみならず事業開発の面でも協働を深化させることで双方の事業成長が可能であると考えたこと、本件が国内の独占禁止法その他関連法令上必要な承認等の手続きを前提としていることを記載しています。

出典: 西華産業株式会社「株式取得(子会社化)に関する株式譲渡契約書締結のお知らせ」(2025年10月27日公表)・適時開示

中小企業の経営者は、どう読むか

売り手は投資ファンドで、全株を持っていました。

そのファンドから、事業会社が引き取る形です。

ファンドの出口が、事業会社への譲渡になっています。

中小企業の譲渡でも、この連鎖は起こります。

一度ファンドへ渡り、数年後に事業会社へ移る形です。

渡す側から見れば、最終の持ち主は選べません。

長く続けてほしいなら、最初から事業会社を選びます。

価格はファンドのほうが高いこともあります。

価格と行き先を並べて考える、という場面です。

この業種のM&A・事業承継のページを見る

この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)は西華産業株式会社(8061・東証プライム)です。譲渡(売り手)はNMC四号投資事業有限責任組合(東京都千代田区内幸町一丁目3番3号・持株比率100.0%)です。譲渡対象は旭サナック株式会社(塗装機器・機械の製造・販売等)です。
A.株式取得(子会社化)による完全子会社化。議決権所有割合は0.00%から100.00%となる。開示資料は、国内の独占禁止法その他関連法令上必要な承認等の手続きが前提であることを記載している
A.取得価額は相手先の意向により開示を差し控えるとされている
A.2025年10月27日 契約締結日/2025年12月1日(予定) 株式譲渡実行日
A.本記事は西華産業株式会社「株式取得(子会社化)に関する株式譲渡契約書締結のお知らせ」(2025年10月27日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。