和心は2026年1月26日、エス・ティー・エヌ伊豆株式会社の株式を取得し子会社化することを決議したと公表しました。株式取得日は2026年1月30日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社和心(9271・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | エス・ティー・エヌ株式会社(東京都渋谷区恵比寿4-4-11 STNビル・食料品、日用品雑貨、医薬品の輸出入及び販売、軽飲食店の経営等・資本金35百万円・設立1950年7月5日) |
| 譲渡対象 | エス・ティー・エヌ伊豆株式会社(食料品、日用品雑貨、医薬品の輸出入及び販売、軽飲食店の経営等(静岡県伊東市の道の駅伊東マリタウン内等でのお土産・雑貨等の販売事業を承継する目的で設立された新設法人)) |
| 所在地 | 東京都渋谷区恵比寿4-4-11 |
| 手法 | 株式の取得(子会社化)。100株を取得し、所有割合は0.0%から100.0%となる。対象会社は譲渡元が長年運営してきたお土産・雑貨等の販売事業を承継する目的で設立された新設法人 |
| 対価 | 取得価額は当事者間の守秘義務により非開示とされている。開示資料は、取得価額が客観的な評価手法に基づく算定結果を参考に相手方との協議のうえ決定されたこと、本件株式取得に際しアドバイザリー費用は発生していないことを記載している |
| 日程 | 2026年1月26日 取締役会決議日/2026年1月26日 株式譲渡契約締結日/2026年1月30日(予定) 株式取得日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数0個、所有割合0.0%)、取得株式数は100株、異動後は100株(議決権の数100個、所有割合100.0%)です。取得価額は当事者間の守秘義務により非開示とされており、客観的な評価手法に基づく算定結果を参考に相手方との協議のうえ決定したこと、アドバイザリー費用は発生していないことが記載されています(出典:株式会社和心 2026年1月26日公表資料)
対象会社は名称がエス・ティー・エヌ伊豆株式会社、所在地が東京都渋谷区恵比寿4-4-11、事業内容が食料品、日用品雑貨、医薬品の輸出入及び販売、軽飲食店の経営等、資本金が10百万円、設立年月日が2025年12月15日で、大株主及び持株比率はエス・ティー・エヌ株式会社が100%です。開示資料は、新設法人であり確定した決算期がないため経営成績及び財務状態の記載がないことを記載しています(出典:株式会社和心 2026年1月26日公表資料)
開示資料は、対象会社が譲渡元が長年にわたり運営してきたお土産・雑貨等の販売事業を承継する目的で設立された新設法人であること、当該事業が静岡県伊東市の道の駅伊東マリタウン内等で店舗を運営し地域の特産品を活かした飲食料品販売に強みを有することを記載しています。
開示資料は、買い手が商品企画・生産体制、店舗空間デザイン、マーケティングなど店舗事業における独自のノウハウを蓄積してきたこと、本件により国内観光マーケットにおける事業基盤を獲得する方針であることを記載しています。
出典: 株式会社和心「エス・ティー・エヌ伊豆株式会社の株式の取得(子会社)に関するお知らせ」(2026年01月26日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
渡す前に、新しい会社を作って事業を移しています。
長年やってきた店の事業だけを、そこに入れました。
そのうえで、会社ごと渡しています。
中小企業の譲渡でも、同じ段取りを取ることがあります。
会社の中に、渡したい事業と残したい事業があるときです。
先に切り分けておけば、相手は欲しい部分だけ買えます。
ただし、会社を作る手間と費用がかかります。
許認可や契約の付け替えも必要になります。
渡す形を先に作る、という場面です。