テクマトリックスは2026年2月17日、メドメイン株式会社の株式取得による連結子会社化に向けた基本合意書を締結したと公表しました。これは決定ではなく、協議の開始です。株式譲渡実行予定日(効力発生日)は2026年4月末までとされています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | テクマトリックス株式会社(3762・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | メドメイン株式会社の株主のうち、PSP株式会社及び同社代表取締役CEOを除く全ての株主(本サイトでは個人の氏名を再掲していません) |
| 譲渡対象 | メドメイン株式会社(病理診断支援AIソフトウェア・クラウドサービスの企画・開発) |
| 所在地 | 福岡県福岡市中央区赤坂二丁目4番5号 |
| 手法 | 株式取得による連結子会社化に向けた基本合意。これは決定ではなく、協議の開始です。開示資料は、取得株式数が今後の新株予約権の行使状況により対象会社の発行済株式の数が変動するため確定していないこと、対象会社の発行済株式のうちPSP株式会社及び対象会社代表取締役CEOが保有する株式(普通株式43,581株、議決権所有割合28.83%)を除く全ての株式を取得する予定であることを記載している。異動前の所有株式数は買い手が0株、買い手の子会社であるPSP株式会社が普通株式5,593株及びA種優先株式17,080株(議決権の数22,673個、議決権所有割合15.00%) |
| 対価 | 取得価額は約23億円。開示資料は、これが買い手とPSP株式会社の取得価額の総額(予定)であり、それぞれの取得株式数が未定であるため取得価額についても今後決定することを記載している |
| 日程 | 2026年2月17日 基本合意書締結日/2026年4月1日 株式譲渡契約書締結予定日/2026年4月末までに 株式譲渡実行予定日(効力発生日) |
取得価額は約23億円で、買い手とPSP株式会社の取得価額の総額(予定)です。それぞれの取得株式数が未定であるため取得価額についても今後決定すると記載されています。異動前の所有株式数は買い手が0株(議決権所有割合0.00%)、PSP株式会社が普通株式5,593株及びA種優先株式17,080株(議決権の数22,673個、議決権所有割合15.00%)です(出典:テクマトリックス株式会社 2026年2月17日公表資料)
開示資料は、取得株式数が今後の新株予約権の行使状況により対象会社の発行済株式の数が変動するため確定していないこと、対象会社の発行済株式のうちPSP株式会社及び対象会社代表取締役CEOが保有する株式(普通株式43,581株、議決権所有割合28.83%)を除く全ての株式を取得する予定であることを記載しています(出典:テクマトリックス株式会社 2026年2月17日公表資料)
対象会社は所在地が福岡県福岡市中央区赤坂二丁目4番5号、事業内容が病理診断支援AIソフトウェア・クラウドサービスの企画・開発、資本金が1億円、設立年月日が2018年1月11日です。売上高は60,742千円、171,148千円、248,820千円、営業利益又は営業損失は△390,341千円、△324,929千円、△277,162千円、純資産は296,397千円、389,460千円、155,949千円と3期分が記載されています(出典:テクマトリックス株式会社 2026年2月17日公表資料)
開示資料は、2022年7月26日に合意した資本業務提携を起点として対象会社の病理診断関連技術とPSP株式会社のクラウド型PACS、遠隔画像診断などの技術を融合させたサービス開発を進めてきたことを記載しています。
出典: テクマトリックス株式会社「メドメイン株式会社の株式取得による連結子会社化に向けた基本合意に関するお知らせ」(2026年02月17日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
四年前の資本業務提携から、段階を踏んでいます。
一部に出資し、一緒に開発し、そして子会社化です。
互いの中身を知ったうえでの判断になります。
中小企業の譲渡でも、この順番は選べます。
まず提携や出資から始めて、あとで株を渡す形です。
受ける側は、資金を得ながら様子を見られます。
ただし、最後に株を渡す条件を先に決めておきます。
決めずに受けると、二度目の交渉で揉めます。
入り口で出口を決める、という場面です。