Enjinは2026年3月11日、連結子会社の株式会社En Journeyが株式会社ホタルスの株式を取得し孫会社化することを決議したと公表しました。株式譲渡実行日は2026年4月1日(予定)です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社En Journey(株式会社Enjinの連結子会社)(7370・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | (開示資料は、対象会社の大株主について先方の意向を踏まえ非開示としている) |
| 譲渡対象 | 株式会社ホタルス(訪日観光事業) |
| 所在地 | 大阪府大阪市中央区南船場2丁目10-27 |
| 手法 | 子会社による株式取得(孫会社化)。取得主体は買い手の連結子会社である株式会社En Journey。異動前の所有株式数0株(議決権所有割合0.0%)から510株を取得し、異動後は510株(議決権の数510個、議決権所有割合51%)となる |
| 対価 | 取得価額は売主の意向を踏まえ開示を控えるとされている。開示資料は、金額について社内評価により公正妥当と思われる水準にて妥結したこと、買い手取締役会の審議の結果として同意を得ていること、その金額は僅少であることを記載している |
| 日程 | 2026年3月11日 取締役会決議日/2026年4月1日(予定) 株式譲渡契約締結/2026年4月1日(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数0個、議決権所有割合0.0%)、取得株式数は510株、異動後は510株(議決権の数510個、議決権所有割合51%)です。取得価額は売主の意向を踏まえ開示を控えるとされ、社内評価により公正妥当と思われる水準にて妥結し、その金額は僅少であると記載されています(出典:株式会社Enjin 2026年3月11日公表資料)
対象会社は名称が株式会社ホタルス、住所が大阪府大阪市中央区南船場2丁目10-27、事業内容が訪日観光事業、資本金が1百万円、設立年月日が2020年9月23日です。大株主については先方の意向を踏まえ非開示とされています(出典:株式会社Enjin 2026年3月11日公表資料)
対象会社の最近3年間は、売上高が27,975,000円、79,614,698円、491,398,069円、営業利益が△1,062,402円、661,174円、9,069,286円、純資産が△206,610円、1,472,681円、8,891,927円と記載されています(出典:株式会社Enjin 2026年3月11日公表資料)
取得主体は名称が株式会社En Journey、所在地が和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2434―1、事業内容が観光事業、資本金が10百万円、設立年月日が2023年2月3日です(出典:株式会社Enjin 2026年3月11日公表資料)
開示資料は、取得主体が2026年3月より買い手のグループ傘下に入り、買い手が有する全国約2,500社の顧客基盤やブランディングノウハウを活かした新たな観光・輸送サービスの構築を進めていること、観光バス事業を核としたさらなる成長のためには旅全体の付加価値を高める「コンテンツ力」や「企画力」の強化が急務であること、対象会社が観光事業において独自の強みとネットワークを有していることを記載しています。
出典: 株式会社Enjin「当社連結子会社による株式取得(孫会社化)に関するお知らせ」(2026年03月11日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
売上が三期で大きく伸びた会社です。
それでも、渡した額は僅少と書かれています。
資本金は百万円で、純資産もまだ小さい規模です。
伸びていることと、高く売れることは別だと分かります。
買い手が見るのは、利益と、それが続く理由です。
一時の追い風だけで伸びた売上は、低く見られます。
中小企業の譲渡でも、同じものを見られます。
誰のおかげで売れているのかを、説明できるかどうかです。
伸びの中身を問われる、という場面です。