日清食品ホールディングスは2026年3月13日、フィリピンにおける持分法適用関連会社 Nissin-Universal Robina Corporation の株式を追加取得し子会社化することを決議したと公表しました。株式譲渡実行日は2027年1月7日(予定)です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | Nissin Foods Asia Pte. Ltd.(日清食品ホールディングス株式会社のグループ会社)(2897・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | UNIVERSAL ROBINA CORPORATION(8th Floor, Tera Tower, Bridgetowne, E. Rodriguez, Jr.・Branded Consumer Foods、Agro-Industrial & Commodity Foods・資本金234億フィリピンペソ・設立1954年。大株主は JG SUMMIT HOLDINGS INC 56.66%(2024年12月)) |
| 譲渡対象 | Nissin-Universal Robina Corporation(即席麺の製造および販売) |
| 所在地 | フィリピン(6th Floor, Tera Tower, Bridgetowne, E. Rodriguez, Jr.) |
| 手法 | 持分法適用関連会社の株式追加取得(子会社化)。異動前の所有株式数92,610,000株(議決権所有割合49%)から39,690,000株を追加取得し、異動後は132,300,000株(議決権所有割合70%)となる。開示資料は、対象会社が従来 UNIVERSAL ROBINA CORPORATION 51%、Nissin Foods Asia 49%の持株比率であったこと、段階取得に係る差益を見込んでいるが金額は精査中であることを記載している |
| 対価 | 取得価額は、第三者機関による株式価値の算定結果を勘案し双方協議のもと決定しており、価格の妥当性を検証するための十分な手続きを実施していると記載されている(金額の記載なし) |
| 日程 | 2026年3月13日 取締役会決議日/2026年3月13日 契約締結日/2027年1月7日(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は92,610,000株(議決権所有割合49%)、取得株式数は39,690,000株、異動後は132,300,000株(議決権所有割合70%)です。取得価額は金額が記載されておらず、第三者機関による株式価値の算定結果を勘案し双方協議のもと決定しており価格の妥当性を検証するための十分な手続きを実施していると記載されています(出典:日清食品ホールディングス株式会社 2026年3月13日公表資料)
対象会社は名称が Nissin-Universal Robina Corporation、事業内容が即席麺の製造および販売、資本金が1.89億フィリピンペソ、設立が1994年で、株主及び持株比率は Universal Robina が51%、Nissin Foods Asia が49%です(出典:日清食品ホールディングス株式会社 2026年3月13日公表資料)
相手先は名称が UNIVERSAL ROBINA CORPORATION、事業内容が Branded Consumer Foods、Agro-Industrial & Commodity Foods、資本金が234億フィリピンペソ、設立が1954年、純資産が1,212億フィリピンペソ(2024年12月)で、大株主は JG SUMMIT HOLDINGS INC が56.66%(2024年12月)です。開示資料は、相手先が対象会社の議決権の51%を保有し、対象会社が相手先の連結子会社で関連当事者に該当することを記載しています(出典:日清食品ホールディングス株式会社 2026年3月13日公表資料)
開示資料は、買い手が中長期成長戦略でコア営業利益における海外事業比率を約45%とする目標を掲げていること、フィリピンの2025年のGDP伸び率が前年比4.4%(フィリピン統計庁調べ)であること、フィリピンの即席麺の総需要が世界第7位となる44.9億食(2024年:世界ラーメン協会調べ)の規模であることを記載しています(出典:日清食品ホールディングス株式会社 2026年3月13日公表資料)
開示資料は、段階取得に係る差益を見込んでいるが金額は精査中であり、見通しが明らかとなり次第お知らせするとしています。
出典: 日清食品ホールディングス株式会社「フィリピンにおける持分法適用関連会社の株式追加取得(子会社化)に関するお知らせ」(2026年03月13日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
もともと半分近くを持っていた合弁会社です。
相手から株を買い増して、過半数を超えました。
実行は来年の予定で、契約から一年近く先です。
合弁は、持ち分が動くと力の向きが変わります。
中小企業でも、取引先と組んだ会社は同じです。
決めるときに相手の同意が要る形になっています。
買い増すのか、売るのか、出口は先に決めておきます。
株主間の約束に、その手順を書いておくことです。
合弁の出口を決める、という場面です。