クラダシは2026年7月1日、有限会社中村商事が会社分割により設立した株式会社中村商事の株式を取得して子会社化したと公表しました。取締役会決議、契約締結、株式譲渡の実行はいずれも同日です。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社クラダシ(5884・東証グロース)
譲渡(売り手)有限会社中村商事(持株比率100.0%。同社の持分は個人1名が100.0%保有。氏名は再掲しない)
譲渡対象株式会社中村商事(有限会社中村商事の分割により2026年6月16日に設立)(酒類等の販売事業)
所在地群馬県館林市下早川田町708-2
手法株式の取得(子会社化)。有限会社中村商事が会社分割により設立した株式会社中村商事の株式10,000株を取得する。取得前の所有株式数は0株(議決権所有割合0.0%)で、取得後の議決権所有割合は100.0%となる
対価取得価額は、クラダシの純資産の15%以上に相当する額となる見込みだが、相手方の要請により開示されていない
日程2026年7月1日 取締役会決議日・株式譲渡契約締結日・株式譲渡実行日

取得株式数は10,000株で、取得前の所有株式数は0株、取得後の議決権所有割合は100.0%となります。取得価額はクラダシの純資産の15%以上に相当する額となる見込みですが、相手方の要請により開示されていません(出典:株式会社クラダシ(適時開示) 2026年7月1日公表資料)

分割元の有限会社中村商事は1980年5月1日に創業し、群馬県館林市で酒類・食料品等の小売事業および発電・売電事業を営んでいます。売上高は2,608百万円、純資産は2,365百万円(2026年3月期)です。取得する株式会社中村商事は2026年6月16日に設立され、酒類等の販売事業を承継しています(出典:株式会社クラダシ(適時開示) 2026年7月1日公表資料)

開示資料は、2024年8月に公表した中期経営計画でEC事業の拡大、サプライチェーンにおける機能拡張、新規事業(M&Aを含む)の三本柱を掲げていると記載しています。

出典: 株式会社クラダシ(適時開示)「有限会社中村商事分割子会社の株式取得(子会社化) に関するお知らせ」(2026年07月01日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

売り手が先に会社分割で新しい会社を作り、その株式を渡す形です。

複数の事業を持つ会社が、買い手の欲しい事業だけを切り出すときに使われます。

ここでは酒類の販売だけが新会社に移り、発電・売電の事業は元の会社に残っています。

株式を売るだけなら全部が移るので、残したいものがあるなら先に分ける必要があります。

自社に複数の商売があるなら、どこで線を引けるかを早めに考えておきたいところです。

ただし分割の手続そのものに時間と費用がかかるので、相手が決まる前に動く話ではありません。

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この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)は株式会社クラダシ(5884・東証グロース)です。譲渡(売り手)は有限会社中村商事(持株比率100.0%。同社の持分は個人1名が100.0%保有。氏名は再掲しない)です。譲渡対象は株式会社中村商事(有限会社中村商事の分割により2026年6月16日に設立)(酒類等の販売事業)です。
A.株式の取得(子会社化)。有限会社中村商事が会社分割により設立した株式会社中村商事の株式10,000株を取得する。取得前の所有株式数は0株(議決権所有割合0.0%)で、取得後の議決権所有割合は100.0%となる
A.取得価額は、クラダシの純資産の15%以上に相当する額となる見込みだが、相手方の要請により開示されていない
A.2026年7月1日 取締役会決議日・株式譲渡契約締結日・株式譲渡実行日
A.本記事は株式会社クラダシ(適時開示)「有限会社中村商事分割子会社の株式取得(子会社化) に関するお知らせ」(2026年07月01日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。