三井松島ホールディングスは2026年8月7日、株式会社コウナンの株式を取得して子会社化することを決定し、契約を締結したと公表しました。株式譲渡予定日は2026年8月28日です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 三井松島ホールディングス株式会社(1518・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社コウナンの株主である個人(個人であるため開示資料は記載を控えている) |
| 譲渡対象 | 株式会社コウナン(レジロール用記録紙等のロール製品の加工販売) |
| 所在地 | 大阪府門真市脇田町32番22号 |
| 手法 | 株式の取得(子会社化)。取得前の所有株式数は0株(議決権所有割合0.0%)、取得株式数は20株(議決権の数20個)で、取得後の議決権所有割合は100.0%となる |
| 対価 | 取得価額は当事者間の守秘義務により非開示とされている |
| 日程 | 2026年8月7日 本株式取得決定日および契約締結日/2026年8月28日 株式譲渡予定日 |
取得株式数は20株(議決権の数20個)で、取得前の所有株式数は0株、取得後の議決権所有割合は100.0%となります。取得価額は当事者間の守秘義務により非開示とされています。買収資金は手元現預金により充当する予定です(出典:三井松島ホールディングス株式会社(適時開示) 2026年8月7日公表資料)
対象会社は大阪府門真市に所在し、レジロール用記録紙等のロール製品の加工販売を手がけ、資本金は1百万円、売上高は2,594百万円(2025年7月期)です(出典:三井松島ホールディングス株式会社(適時開示) 2026年8月7日公表資料)
開示資料は、2026年5月公表の中期経営計画において製造業を中心とする高い技術力を有するニッチトップ企業への投資を基本戦略として掲げており、本件はその一環であると記載しています。対象会社はグループ会社のMOS株式会社と同じ感熱レジロールの加工・販売分野で事業を展開し、対象会社は西日本、MOSは東日本にそれぞれ規模の大きい生産拠点を有しているとされています。
出典: 三井松島ホールディングス株式会社(適時開示)「株式会社コウナンの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2026年08月07日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
すでに同じ商売をしているグループ会社があり、その西側の拠点として買っています。
地理的に重ならない相手を選ぶと、買ったあとに顧客を取り合うことになりません。
こうした買い手は、同業の会社を続けて探しているので、話が早く進みます。
売る側から見れば、自社の拠点がどこにあるかも評価の一部だということです。
同じ技術でも、相手の持っていない地域にあれば、そこに値段が付きます。