KPPグループホールディングスは2026年10月2日、連結子会社であるAntalisが、OptiGroup傘下で紙卸売事業を担うPapyrus Groupより、スイス、中東欧、バルト三国において事業を営む9社の全株式ならびにドイツにおける紙卸売事業に属する資産を取得するための契約を締結することを決議し、同日付で契約を締結したことを公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)KPPグループホールディングス株式会社(取得は連結子会社のAntalis)(9274・)
譲渡(売り手)OptiGroup傘下で紙卸売事業を担うPapyrus Group
譲渡対象スイス、中東欧、バルト三国において事業を営む9社およびドイツにおける紙卸売事業に属する資産(紙卸売事業)
所在地スイス・中東欧・バルト三国・ドイツ
手法株式取得(買い手の連結子会社であるAntalisが、9社の全株式ならびにドイツにおける紙卸売事業に属する資産を取得。買い手から見て孫会社化)
対価非開示(開示資料は、相手先との守秘義務により非開示としたうえで、2026年3月期末連結純資産額の15%未満であると記載。あわせて、公平性・妥当性を確保するために経営成績、財政状況、第三者機関によるデュー・ディリジェンスの結果に基づき両社で協議のうえ決定したと記載)
日程2026年10月2日 取締役会決議日・契約締結日

取得株式数は59,704株で、異動前の所有株式数は0株(議決権所有割合0%)、異動後は59,704株(議決権所有割合100%)です(出典:KPPグループホールディングス株式会社 2026年10月2日公表資料)

取得価額は非開示です。開示資料は、相手先との守秘義務により非開示としたうえで、2026年3月期末連結純資産額の15%未満であると記載しています。あわせて、公平性・妥当性を確保するために、経営成績、財政状況、第三者機関によるデュー・ディリジェンスの結果に基づき、両社で協議のうえ決定したとしています(出典:KPPグループホールディングス株式会社 2026年10月2日公表資料)

対象会社のうち1社は1983年12月19日設立、資本金はCHF 4,000,000で、大株主および持株比率はPapyrus ABが100%と記載されています(出典:KPPグループホールディングス株式会社 2026年10月2日公表資料)

取得を行う連結子会社の所在地はフランス・ブローニュ=ビヤンクールです。

日程は、取締役会決議日と契約締結日が2026年10月2日です。

出典: KPPグループホールディングス株式会社「当社連結子会社Antalisによる欧州卸売事業会社OptiGroupからの中東欧における紙卸売事業に関する株式取得(孫会社化)に関するお知らせ」(2026年10月02日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

買う対象が、会社の株式と事業の資産の両方です。国ごとに、会社を買う形と資産だけを買う形を使い分けています。

中小企業の譲渡でも、この使い分けはあります。会社ごと渡すのか、設備や契約だけを渡すのかで、手続きと税務が変わります。

会社を渡せば、負債も契約も従業員もそのまま移ります。資産だけなら、移すものを一つずつ決められます。

そのぶん資産の譲渡は手数が増えます。取引先との契約は、相手の同意が必要になります。

一つの取引で九社が動いています。相手が複数の国にまたがると、国ごとの手続きと許認可を確かめることになります。

価額は伏せていますが、買い手の規模に対して小さい取引であることは書かれています。

売り手は、別のグループの傘下で紙卸売を担っていた会社です。グループの方針が変われば、その下の会社も動きます。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。