サーバーワークスは2026年10月23日開催の取締役会において、連結子会社である株式会社G-genの株式を追加取得し完全子会社とすることを決議したと公表しました。本件は東京証券取引所における適時開示基準に該当しない任意開示であるとされています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社サーバーワークス(4434・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | Newberry Global Japan合同会社 |
| 譲渡対象 | 株式会社G-gen(クラウドコンピューティング(主にGoogle Cloud)を活用したシステム企画・開発及び運用) |
| 所在地 | 東京都新宿区揚場町 |
| 手法 | 株式譲渡(追加取得)。連結子会社である株式会社G-genの株式を追加取得し、完全子会社とする。異動前の所有株式数は131,424株(議決権所有割合66.6%)、追加取得株式数は65,910株、異動後は197,334株(議決権所有割合100.0%)と記載されている。本件は東京証券取引所における適時開示基準に該当しない任意開示であるとされている |
| 対価 | 取得価額は、株式取得の相手先との守秘義務により開示を控えるとされている。開示資料は、取得価額について独立した第三者算定機関による株式価値算定結果を踏まえ、相手先との交渉を経た公正なプロセスにより決定しており、企業価値に見合った価額であると判断していると記載している |
| 日程 | 2026年10月23日 取締役会決議日/2026年10月29日(予定) 株式譲渡契約締結日/2026年10月30日(予定) 株式取得日 |
異動前の所有株式数は131,424株(議決権の数131,424個・議決権所有割合66.6%)で、追加取得株式数は65,910株、異動後の所有株式数は197,334株(議決権所有割合100.0%)と記載されています。株式取得の相手先は Newberry Global Japan合同会社(東京都中央区日本橋三丁目)で、同社の持株比率は33.4%とされています(出典:株式会社サーバーワークス 2026年10月23日公表資料)
取得価額は株式取得の相手先との守秘義務により開示を控えるとされ、独立した第三者算定機関による株式価値算定結果を踏まえ、相手先との交渉を経た公正なプロセスにより決定しており企業価値に見合った価額であると判断していると記載されています。
対象会社は東京都新宿区揚場町に所在し、クラウドコンピューティング(主にGoogle Cloud)を活用したシステム企画・開発及び運用を事業内容としています。資本金は50,000,000円、設立は2006年7月13日、発行済株式数は197,334株と記載されています(出典:株式会社サーバーワークス 2026年10月23日公表資料)
開示資料は経緯について、G-genはGoogle Cloud事業を展開することを目的として2021年にサーバーワークスと Bespin Global Inc. グループ(現 Newberry Global Japan合同会社)との合弁会社として事業を開始し、その後サーバーワークスは2022年6月にGoogle Cloud事業において国内有数の実績を有する株式会社トップゲートを子会社化し、2024年7月に同社とG-genを合併(存続会社はトップゲート)したと記載しています。
日程は2026年10月23日が取締役会決議日、2026年10月29日が株式譲渡契約締結日(予定)、2026年10月30日が株式取得日(予定)とされています。G-genは既に連結子会社であるため、本件が2027年2月期の連結業績に与える影響は軽微であると記載されています。
出典: 株式会社サーバーワークス「連結子会社株式の追加取得による完全子会社化に関するお知らせ」(2026年10月23日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
合弁で始めた会社を、片方が買い取って一社のものにした事例です。
もともと三分の二を持っていたので、残りを買い足した形になります。
すでに子会社なので、連結の数字はほとんど動きません。
変わるのは、意思決定に相手の同意が要らなくなることです。
合弁は、始めるときより終わるときの条件が効きます。
持分の買い取りの順番や価格の決め方を、最初の契約で決めておく形です。
中小企業でも、共同出資で作った会社の整理は同じ論点になります。
相手が売る気になるまで動かせない、ということが起こります。
価額は非開示ですが、第三者の算定を踏まえたと書いてあります。