フリービットは2026年10月22日開催の取締役会において、連結子会社である株式会社ギガプライズがリネクト株式会社の発行済株式の全てを取得し孫会社とすることを決議したと公表しました。リネクト社は熊本県を中心に、ギガプライズと同様のインターネットサービスを全国で展開しているとされています。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社ギガプライズ(フリービット株式会社の連結子会社)
譲渡(売り手)リネクト株式会社の株主3者(個人2名および法人1社)
譲渡対象リネクト株式会社(インターネット接続に関する業務、インターネットの接続仲介業、インターネットアクセスサービス業)
所在地熊本市中央区辛島町
手法株式譲渡。フリービット株式会社の連結子会社である株式会社ギガプライズが、リネクト株式会社の発行済株式の全てを取得し、同社をフリービットのグループの孫会社とする。異動前の所有株式数は0株(議決権所有割合0%)、取得株式数は普通株式18,500株、異動後の所有株式数は18,500株(議決権所有割合100%)と記載されている
対価株式の取得価額は、相手方との協議により非開示とされている。開示資料は、取得価額について第三者によるデュー・ディリジェンスの結果等を踏まえて相手方と協議を重ね決定したものであり、合理性のある価格であると考えていると記載している
日程2026年10月22日 取締役会決議日/2026年10月22日(予定) 契約締結日/2026年11月2日(予定) 株式譲渡実行日

取得株式数は普通株式18,500株(議決権の数18,500個)で、異動前の所有株式数は0株(議決権所有割合0%)、異動後は18,500株(議決権所有割合100%)と記載されています。株式の取得価額は相手方との協議により非開示とされ、第三者によるデュー・ディリジェンスの結果等を踏まえて相手方と協議を重ね決定したものであり、合理性のある価格であると考えていると記載されています(出典:フリービット株式会社 2026年10月22日公表資料)

対象会社は熊本市中央区辛島町に所在し、インターネット接続に関する業務、インターネットの接続仲介業、インターネットアクセスサービス業を事業内容としています。資本金は10,000,000円、設立は1985年8月3日と記載されています(出典:フリービット株式会社 2026年10月22日公表資料)

対象会社の最近3年間の財政状態および経営成績は、2025年12月期で純資産196百万円、総資産364百万円、売上高481百万円、営業利益76百万円、経常利益80百万円、当期純利益52百万円と記載されています。2023年12月期は純資産167百万円・売上高448百万円、2024年12月期は純資産162百万円・売上高455百万円とされています(出典:フリービット株式会社 2026年10月22日公表資料)

開示資料は目的について、集合住宅向けインターネットサービス市場では成長率が緩やかになる傾向にあり、既存物件における受注競争の激化や導入難易度の上昇がみられるとし、ギガプライズは営業体制の強化による新規受注の拡大に加え、M&Aを活用した事業規模や市場シェアの拡大を推進する方針であると記載しています。対象会社がグループに加わることで、同サービスの提供基盤や事業規模の拡大を図ることができると判断したとされています。

開示資料はまた、ソフトバンク株式会社との資本業務提携の一環として通信インフラ連携と次世代デジタル基盤の共同推進に取り組んでおり、固定回線のグループ内共同調達等を通じて通信インフラのコスト競争力の向上を進めているとし、対象会社がグループに加わることで回線調達におけるスケールメリットの拡大や調達コストの低減等、同取り組みとの相乗効果も期待できると考えていると記載しています。本株式取得による2027年4月期の連結業績に与える影響は、現時点において軽微であると見込むとされています。

出典: フリービット株式会社「当社連結子会社による株式取得(孫会社化)に関するお知らせ」(2026年10月22日公表)・適時開示

中小企業の経営者は、どう読むか

買い手が子会社で、対象会社が孫会社になる形です。

親会社の下にある事業会社が、自分の判断で買う例です。

同じサービスを別の地域で営む会社を、そのまま迎えています。

地場で長く続いた会社が、全国の基盤に接続する形になります。

株主が個人と法人に分かれていても、全株をまとめて渡せます。

そのためには、株主全員と同じ条件で合意しておく必要があります。

価額は非開示ですが、調査の結果を踏まえて決めたと書いてあります。

売る側から見れば、調査に耐える資料を整えたということです。

中小企業では、この準備が価格の交渉そのものになります。

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この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)は株式会社ギガプライズ(フリービット株式会社の連結子会社)です。譲渡(売り手)はリネクト株式会社の株主3者(個人2名および法人1社)です。譲渡対象はリネクト株式会社(インターネット接続に関する業務、インターネットの接続仲介業、インターネットアクセスサービス業)です。
A.株式譲渡。フリービット株式会社の連結子会社である株式会社ギガプライズが、リネクト株式会社の発行済株式の全てを取得し、同社をフリービットのグループの孫会社とする。異動前の所有株式数は0株(議決権所有割合0%)、取得株式数は普通株式18,500株、異動後の所有株式数は18,500株(議決権所有割合100%)と記載されている
A.株式の取得価額は、相手方との協議により非開示とされている。開示資料は、取得価額について第三者によるデュー・ディリジェンスの結果等を踏まえて相手方と協議を重ね決定したものであり、合理性のある価格であると考えていると記載している
A.2026年10月22日 取締役会決議日/2026年10月22日(予定) 契約締結日/2026年11月2日(予定) 株式譲渡実行日
A.本記事はフリービット株式会社「当社連結子会社による株式取得(孫会社化)に関するお知らせ」(2026年10月22日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。