ソフトウェア・サービスは2026年10月22日、同社代表取締役会長が保有する同社普通株式227,200株を、同氏が代表を務める資産管理会社である株式会社エム・エムホールディングスが同日開催の取締役会において取得することを決議した旨の連絡を受けたと公表しました。これに伴い、主要株主である筆頭株主に異動が生じる予定とされています(出典:株式会社ソフトウェア・サービス 2026年10月22日公表資料)
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社エム・エムホールディングス(株式会社ソフトウェア・サービスの代表取締役会長の資産管理会社) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社ソフトウェア・サービスの代表取締役会長 |
| 譲渡対象 | 株式会社ソフトウェア・サービスの普通株式227,200株((本開示に事業内容の記載はない)) |
| 所在地 | (本開示に所在地の記載はない) |
| 手法 | 株式譲渡。代表取締役会長が保有する普通株式227,200株を、同氏が代表を務める資産管理会社である株式会社エム・エムホールディングスが取得する。同社の保有株式数は600,000株から827,200株となり、筆頭株主となる予定と記載されている。この取得は金融商品取引法第167条第1項および同法施行令第31条に規定する公開買付けに準ずる行為として政令で定める買集め行為に該当するとされている |
| 対価 | (本開示に取得価額の記載はない) |
| 日程 | 2026年10月22日 取得を決議した旨の連絡を受けた日/2026年10月23日 異動予定年月日 |
株式会社エム・エムホールディングスの議決権の数は異動前が6,000個(600,000株)で総株主の議決権の数に対する割合13.21%の第2位、異動後が8,272個(827,200株)で18.21%の第1位となると記載されています。異動予定年月日は2026年10月23日とされています(出典:株式会社ソフトウェア・サービス 2026年10月22日公表資料)
新たに主要株主である筆頭株主となる株主は大阪府大阪市淀川区西宮原に所在し、不動産の管理、賃貸ならびに株式の保有および運用を事業内容としています。資本金は10,000,000円と記載されています。主要株主である筆頭株主でなくなる株主は、同じ所在地の公益財団法人 夢&環境等支援宮崎記念基金とされています(出典:株式会社ソフトウェア・サービス 2026年10月22日公表資料)
開示資料は、本件の取得が金融商品取引法第167条第1項および同法施行令第31条に規定する公開買付けに準ずる行為として政令で定める買集め行為に該当するため、併せて開示すると記載しています。本資料は有価証券上場規程に基づく開示であるとともに、株式取得者が買集め行為の対象会社である株式会社ソフトウェア・サービスに行った要請に基づき、金融商品取引法施行令第30条第1項第4号に基づく公表を兼ねているとされています。
出典: 株式会社ソフトウェア・サービス「主要株主である筆頭株主の異動(予定)並びに公開買付けに準ずる行為として政令で定める買集め行為に関するお知らせ」(2026年10月22日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
個人が持っていた株式を、自分の資産管理会社へ移した事例です。
買う側も売る側も同じ人が代表なので、支配は変わりません。
それでも筆頭株主が入れ替わるため、開示の対象になります。
持株の置き場所を個人から法人へ移す整理です。
相続のときに、株式が分散するのを防ぐ目的で使われる形です。
法人が持てば、持分の分け方を定款や契約で決められます。
中小企業の承継では、この整理を何年か前から始めます。
後から動かすと、評価や課税の扱いが変わることがあります。
税務と法務の扱いは個別に専門家へ確認してください。