Glossary — 税務

ミニマムタックス(極めて高い所得への追加課税)みにまむたっくす

M&A用語集「税務」の言葉です。意味と、中小企業のM&Aでどう出てくるかをまとめました。

極めて高い所得を得た個人に対して、通常の計算による税額が一定の水準を下回る場合に追加の税負担を求める制度です。大きな株式の譲渡益がある年に該当する可能性があります。

ミニマムタックス(極めて高い所得への追加課税)とは

株式の譲渡益は分離課税で税率が一定のため、所得が極めて大きい人ほど実質の税負担率が下がる状況を是正するために設けられた制度で、2025年分の所得から適用されています(国税庁)。所得から基礎控除額を引いた額に一定の率を掛けた税額が、通常の税額を上回る場合に、その差額が追加で課されます。

2026年時点の制度では、控除額は3.3億円、適用される率は22.5%で、2027年分からは控除額が1.65億円、率が30%へと強化されることが予定されています(国税庁)。会社の売却益が大きい場合、譲渡契約の時期によって適用される制度が変わるため、税理士と試算のうえで判断します。

押さえどころ

  • 極めて高い所得に追加の税負担を求める制度。
  • 大きな株式譲渡益のある年に該当し得る。
  • 制度の強化が予定されており、譲渡の時期の判断に関わる。

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