Glossary — 決算書と財務の見方

債務超過さいむちょうか

M&A用語集「決算書と財務の見方」の言葉です。意味と、中小企業のM&Aでどう出てくるかをまとめました。

負債の合計が資産の合計を上回り、純資産がマイナスになっている状態です。帳簿上は資産超過でも、時価で見直すと債務超過になる会社もあります。

債務超過とは

すべての資産を売っても負債を返しきれない状態で、金融機関からの新たな借入が難しくなり、取引先からの信用にも影響します。帳簿では資産超過でも、不良在庫や回収不能の債権、不動産の含み損を反映すると実質的に債務超過という会社は珍しくありません。

債務超過でもM&Aが成立しないわけではなく、事業に価値があれば買い手が負債ごと引き継ぐ形や、事業譲渡で事業だけを引き継ぐ形があります。ただし株式の対価はほとんど残らないことが多く、経営者保証の扱いが中心の論点になります。

押さえどころ

  • 負債が資産を上回る状態で、信用と資金調達に影響する。
  • 帳簿では資産超過でも、時価では債務超過のことがある。
  • 事業に価値があれば承継の道はあるが、株式の対価は残りにくい。

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