オートバックスセブンは2025年2月13日、モータースポーツ関連の活動支援や広告制作を手がける株式会社ユータムエンタープライズの全株式を取得することを決定し、同日付で株式譲渡契約書を締結したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社オートバックスセブン(9832・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | (開示資料に売り手の記載なし) |
| 譲渡対象 | 株式会社ユータムエンタープライズ(モータースポーツ関連事業、広告代理業) |
| 所在地 | 東京都渋谷区 |
| 手法 | 株式譲渡(全株式の取得・完全子会社化) |
| 対価 | 開示資料に取得価額・取得株式数の記載なし |
| 日程 | 契約締結日 2025年2月13日/株式譲渡実行日 2025年3月3日(予定) |
開示資料によれば、対象会社は長年、オートバックスセブンがスポンサーを務めるレーシングチームや国内の自動車レースのプロモーション活動を行ってきました。グループに加わることでモータースポーツ活動の強化に資すると判断したと記載されています。
対象会社は1988年10月25日の設立で、資本金は10百万円、所在地は東京都渋谷区です。事業はモータースポーツ関連事業と広告代理業です(出典:株式会社オートバックスセブン 2025年2月13日公表資料)
この開示資料には、取得価額と取得株式数、および売り手の記載がありません。記載が無いことと、金額が存在しないことは別です。
日程は、契約締結日が2025年2月13日、株式譲渡実行日が2025年3月3日の予定です。今期の連結業績に与える影響は軽微とされています。
中小企業の経営者は、どう読むか
もともと取引のある相手を買った形です。スポンサーとして長く付き合ってきた会社が、グループに入りました。
買い手がすでに知っている会社は、調べる手間が少なく済みます。付き合いの長さが、そのまま進みやすさになることがあります。
中小企業の譲渡でも、いちばん近い買い手は取引先です。遠くを探す前に、取引の履歴を見ます。
この開示には金額が書かれていません。上場企業でも、規模が小さい取引では出さないことがあります。
逆に、取引先に売る話は秘密が保ちにくい面もあります。誰に、いつ伝えるかを先に決めておきます。