インフロニア・ホールディングスは2025年5月14日、三井住友建設株式会社(証券コード1821)に対する公開買付けの開始予定について公表しました。開示日現在、買い手は対象会社株式の所有割合が0.00%です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | インフロニア・ホールディングス株式会社(5076・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 応募する対象会社株主(公開買付け) |
| 譲渡対象 | 三井住友建設株式会社(証券コード1821)(総合建設業) |
| 所在地 | 東京都中央区 |
| 手法 | 株式公開買付けの開始予定。フィリピンにおける競争法に基づき必要な手続及び対応に一定期間を要することが見込まれることから、当該手続及び対応を終えること等の前提条件が充足された場合又は買い手により放棄された場合に速やかに実施することを予定している |
| 対価 | 本公開買付価格は1株につき金600円。買付予定数の下限は所有割合66.67%に相当する株数 |
| 日程 | 2025年5月14日 決定日/2025年7月上旬頃(目標) 公開買付けの開始。開示資料は、フィリピンの競争当局における手続等に要する期間を正確に予想することが困難な状況であるため、スケジュールの詳細については決定次第速やかに知らせるとしている |
本公開買付価格は1株につき金600円です。買付予定数の下限は所有割合66.67%に相当する株数として設定されており、応募株券等の総数が下限に満たない場合には全部の買付け等を行いません。買い手は対象会社株式の全てを取得することを目的としています(出典:インフロニア・ホールディングス株式会社 2025年5月14日公表資料)
開示資料は、本公開買付けについて、現時点までの検討においてフィリピンにおける競争法に基づき必要な手続及び対応に一定期間を要することが見込まれることから、当該手続及び対応を終えること等の前提条件が充足された場合又は買い手により放棄された場合に速やかに実施することを予定していることを記載しています。買い手はその任意の裁量により前提条件をいずれも放棄できるとされています。
開示資料は、2025年7月上旬頃には本公開買付けを開始することを目指しているものの、フィリピンの競争当局における手続等に要する期間を正確に予想することが困難な状況であるため、スケジュールの詳細については決定次第速やかに知らせるとしています。
開示資料は、本公開買付価格が対象会社株価(511円)に対し17.42%のプレミアムを加えた価格であることを記載しています(出典:インフロニア・ホールディングス株式会社 2025年5月14日公表資料)
対象会社は所在地が東京都中央区佃二丁目1番6号、資本金が12,003百万円(2025年3月31日現在)です。開示資料は、対象会社の前身である合資会社西本組が資本金100万円をもって設立され、1941年10月に株式会社となったことを記載しています(出典:インフロニア・ホールディングス株式会社 2025年5月14日公表資料)
出典: インフロニア・ホールディングス株式会社「インフロニア・ホールディングス株式会社(証券コード5076)による三井住友建設株式会社(証券コード1821)に対する公開買付けの開始予定に関するお知らせ」(2025年05月14日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
開始の時期が、フィリピンの競争法の手続で決まっています。
日本の会社同士の取引でも、海外の審査が条件になります。
相手が海外で事業をしていると、その国の審査が入るためです。
だから開始の予定が「七月上旬頃を目指す」と幅になっています。
中小企業の譲渡では、この審査はほぼ関係ありません。
ただし海外に子会社や取引があると、話が変わることがあります。
自社の海外との関わりは、早めに洗い出しておく点です。
下限は三分の二に相当する水準で設定されています。
特別決議を単独で通せる線を、あらかじめ条件にしている形です。