ダイドーリミテッドは2025年6月26日、株式会社ジャパンブルーの株式を取得すると公表しました。株式譲渡実行日は2025年8月29日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | ダイドーリミテッド株式会社(3205・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | K&C1号投資事業有限責任組合(東京都港区虎ノ門一丁目3番1号)ほか |
| 譲渡対象 | 株式会社ジャパンブルー(「MOMOTARO JEANS」「JAPAN BLUE JEANS」などのジーンズその他デニム製品の企画・製造・販売(アパレルブランド事業)、テキスタイルの製造・販売(テキスタイルブランド事業)) |
| 所在地 | 岡山県倉敷市児島味野4047番地8 |
| 手法 | 子会社の異動を伴う株式取得。普通株式80,000株(議決権割合80%)と新株予約権4,560個を取得する。開示資料は、新株予約権について発行済株式の取得と同時に対象会社の役職員から取得する予定であることを記載している |
| 対価 | 取得対価は、取得価額5,600百万円、取得関連費用(概算額)222百万円、合計(概算額)5,822百万円 |
| 日程 | 2025年6月26日 取締役会決議日/2025年6月26日 契約締結日/2025年8月29日(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数:0個、議決権所有割合:0%)、取得株式数は普通株式80,000株と新株予約権4,560個(議決権の数:80,000個、議決権割合:80%)です。取得対価は取得価額5,600百万円、取得関連費用(概算額)222百万円、合計(概算額)5,822百万円です。新株予約権については、発行済株式の取得と同時に対象会社の役職員から取得する予定であると記載されています(出典:ダイドーリミテッド株式会社 2025年6月26日公表資料)
対象会社は所在地が岡山県倉敷市児島味野4047番地8、資本金が30百万円、設立年月日が2021年12月28日で、大株主及び持株比率はK&C1号投資事業有限責任組合が85.00%です。売上高は2,297百万円、4,941百万円、5,443百万円、営業利益は124百万円、486百万円、452百万円、純資産は422百万円、1,062百万円、1,356百万円と3期分が記載されています(出典:ダイドーリミテッド株式会社 2025年6月26日公表資料)
相手先のK&C1号投資事業有限責任組合は所在地が東京都港区虎ノ門一丁目3番1号、投資事業有限責任組合契約に関する法律に基づき組成された投資事業有限責任組合で、組成目的が株式の取得及び保有、組成日が2019年1月15日、出資の総額が9,091百万円です。出資者・出資比率は開示の同意が得られていないため記載されていません(出典:ダイドーリミテッド株式会社 2025年6月26日公表資料)
開示資料は、対象会社がデニムを地場産業とする岡山県倉敷市児島地区を拠点とし、アパレルブランド事業とテキスタイルブランド事業を展開していること、同地区において独自のポジションを築くことで高い競争優位性を有していることを記載しています。
出典: ダイドーリミテッド株式会社「子会社の異動を伴う株式取得に関するお知らせ」(2025年06月26日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
株式だけでなく、新株予約権もあわせて取得しています。
役職員が持つ分を、株式の取得と同時に引き取る形です。
放っておくと、あとで株式が増えることになります。
中小企業の譲渡でも、同じ論点が出ることがあります。
また、役員や従業員が少数の株式を持つこともあります。
買い手は、全部を一度に片付けたいと考えます。
どこに、誰に、何が出ているかを先に洗い出します。
登記と議事録を突き合わせて確かめる場面です。