ダイドーリミテッドは2026年10月1日、完全子会社である株式会社ダイドーフォワードを吸収合併することを公表しました。あわせて特定子会社の異動と定款の一部変更も行われます。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ダイドーリミテッド(吸収合併存続会社)(3205・東証スタンダード・名証プレミア) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | (完全子会社との合併のため、社外の売り手は存在しない) |
| 譲渡対象 | 株式会社ダイドーフォワード(吸収合併消滅会社。ダイドーリミテッドが株式を100.00%保有)(衣料服飾製品の企画・製造・販売、不動産管理、商業施設の運営等) |
| 所在地 | 東京都千代田区 |
| 手法 | 吸収合併(完全子会社を消滅会社とする)。あわせて特定子会社の異動と定款の一部変更 |
| 対価 | 完全子会社の吸収合併であるため、株式の割当てその他財産の交付は行わない |
| 日程 | 臨時株主総会基準日公告日 2026年9月15日/臨時株主総会基準日 2026年9月30日/取締役会決議日・合併契約締結日 2026年10月1日/臨時株主総会決議日 2026年11月19日(予定)/合併予定日(効力発生日)2026年12月1日(予定) |
完全子会社の吸収合併であるため、株式の割当てその他財産の交付は行わないと記載されています。消滅会社の新株予約権および新株予約権付社債は該当事項なしです。
消滅会社は2007年8月22日の設立で、資本金は100百万円、発行済株式数は200,000株、所在地は東京都千代田区です。衣料服飾製品の企画・製造・販売、不動産管理、商業施設の運営等を行っています(出典:株式会社ダイドーリミテッド 2026年10月1日公表資料)
事業を承継することに伴い、存続会社の定款に事業目的を追加する予定と記載されています。合併に伴い、個別決算において特別損失(抱合せ株式消滅差損)を計上する見込みで、金額は精査中とされています。
日程は、取締役会決議日と合併契約締結日が2026年10月1日、臨時株主総会決議日が2026年11月19日の予定、効力発生日が2026年12月1日の予定です(出典:株式会社ダイドーリミテッド 2026年10月1日公表資料)
出典: 株式会社ダイドーリミテッド(TDnet適時開示)「完全子会社(株式会社ダイドーフォワード)の吸収合併及び特定子会社の異動並びに定款の一部変更に関するお知らせ」(2026年10月01日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
自分の完全子会社を吸収する合併です。相手がいないので、対価の交付もありません。
それでも株主総会の決議を取っています。合併で差損が出る可能性があるため、簡易な手続が使えない形です。
中小企業でも、グループ会社を整理して一つにまとめることがあります。管理の手間と税の両方で判断します。
合併で消える子会社の株は、帳簿から落ちます。買ったときの値段と純資産の差が、損益として出ます。
定款の事業目的も直しています。引き継ぐ事業が、いまの目的に入っていないことがあります。