フジッコは2025年9月25日、タイのFB Food Service (2017) Co., Ltd.の株式を取得し子会社化すること、およびSBCS Groupとの共同出資によりタイにFUJICCO FOODS ASIA CO., LTD.を設立することを決議したと公表しました。株式譲渡日は2025年11月3日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | フジッコ株式会社(2908・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | Sojitz Corporation(東京都千代田区内幸町2丁目1-1・資本金160,339 million yen・設立2003年4月1日) |
| 譲渡対象 | FB Food Service (2017) Co., Ltd.(Manufacture and wholesale of business-use food products(業務用食品の製造・卸売)) |
| 所在地 | タイ王国Samutprakarn |
| 手法 | 株式の取得(子会社化)およびタイにおける子会社の設立。売り手が既存株主から対象会社株式を取得し、契約に基づき981,000株(30%)を買い手へ、1,667,700株(51%)をSBCS Groupへ譲渡する。その後、買い手がSBCS Groupと共同出資で設立するFUJICCO FOODS ASIA CO., LTD.(買い手の出資比率49.0%)がSBCS Groupから1,667,700株を取得する。最終的にグループで合計2,648,700株を保有し、対象会社は買い手の連結子会社となる見込み |
| 対価 | 取得価額は原本表記で 93,900 thousand baht(買い手が直接取得する981,000株に対応) |
| 日程 | 2025年9月25日 取締役会決議日/2025年10月中旬(予定) 契約締結日/2025年11月3日(予定) 株式譲渡日/2025年12月(予定) FUJICCO FOODS ASIA CO., LTD.の設立 |
開示資料は、売り手が既存株主から対象会社株式を取得し、契約に基づき981,000株(30%)を買い手へ、1,667,700株(51%)をSBCS Groupへ譲渡すること、その後、新設するFUJICCO FOODS ASIA CO., LTD.がSBCS Groupから1,667,700株を取得すること、最終的にグループで合計2,648,700株を保有し対象会社が買い手の連結子会社となる見込みであることを記載しています(出典:フジッコ株式会社 2025年9月25日公表資料)
異動前の所有株式数は0 share(議決権の数:0、議決権所有割合:0.0%)、取得株式数は981,000 shares(議決権の数:9,810)、異動後の所有株式数は981,000 shares(議決権所有割合:30.0%)です。取得価額は原本表記で 93,900 thousand baht です(出典:フジッコ株式会社 2025年9月25日公表資料)
対象会社は所在地がタイ王国Samutprakarn、事業内容が業務用食品の製造・卸売、資本金が327,000 thousand baht、設立が2016年12月20日です。売上高は1,230,737、1,099,281、1,206,164、経常利益は16,423、7,066、10,884、当期純利益は15,356、7,172、7,333と3期分が記載されています(単位はいずれもthousand baht)。開示資料は1バーツ4.63円(2025年9月24日時点)で換算したことを注記しています(出典:フジッコ株式会社 2025年9月25日公表資料)
新設するFUJICCO FOODS ASIA CO., LTD.は所在地がタイ王国バンコク郊外、事業内容が持株会社、資本金が13,000 thousand baht、設立が2025年12月(予定)で、出資比率は買い手が49.0%、SBCS Co., Ltd.、SMBC Management Service Co., Ltd.、SMSB Co., Ltd.が各17.0%です(出典:フジッコ株式会社 2025年9月25日公表資料)
出典: フジッコ株式会社「Notice of Acquisition of Shares of FB Food Service (2017) Co., Ltd. (to make it a subsidiary) and Establishment of a Subsidiary in Thailand」(2025年09月25日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
直接三割、持株会社を通じて五割という持ち方です。
海外では、現地の費用や規制で形が変わります。
合わせて八割を押さえ、連結に入る見込みです。
中小企業の譲渡でも、持ち方は一通りではありません。
持株会社を間に挟む、資産だけを移す、など選べます。
どの形にするかで、税金と手続きの量が変わります。
手取りにも差が出るので、早い段階で相談します。
形を決めてから相手を探すこともあります。
入口の設計が手取りに関わる、という場面です。