エイチームホールディングスは2025年9月30日、株式会社シグニティの株式を取得し子会社化すると公表しました。株式譲渡実行日は2025年11月20日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社エイチームホールディングス(3662・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社Road Goal Holdings(東京都江東区青海1-1-20 ダイバーシティ東京 オフィスタワー12F・HR事業をはじめとした多角的な事業を展開する事業会社全体の経営戦略策定及びガバナンス機能等・資本金98百万円・設立2023年2月22日。純資産・総資産は当事者間の秘密保持契約に基づき非開示) |
| 譲渡対象 | 株式会社シグニティ(プッシュ通知配信サービス「PUSH ONE」の開発・運営) |
| 所在地 | 東京都港区白金1丁目2-1 |
| 手法 | 株式の取得(子会社化)。4,400株を取得し、議決権所有割合は0%から100%となる |
| 対価 | 取得価格は1,050百万円、アドバイザリー費用等(概算額)56百万円、合計(概算額)1,106百万円(いずれも2025年11月20日(予定))。開示資料は、対象会社の直前事業年度の経営成績及び財政状態の実績、今後5年間の見込み、並びに実施したデューディリジェンスの結果を踏まえ、DCF法を中心に買い手で算定し相手先と協議した結果合意したことを記載している |
| 日程 | 2025年9月30日 取締役会決議日/2025年9月30日 契約締結日/2025年11月20日(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数:0個、議決権所有割合:0%)、取得株式数は4,400株(議決権の数:4,400個)、異動後の所有株式数は4,400株(議決権所有割合:100%)です。取得価格は1,050百万円、アドバイザリー費用等(概算額)が56百万円、合計(概算額)が1,106百万円です(出典:株式会社エイチームホールディングス 2025年9月30日公表資料)
開示資料は、対象会社の直前事業年度の経営成績及び財政状態の実績、今後5年間(2025年9月期から2029年9月期)の見込み、並びに実施したデューディリジェンスの結果を踏まえ、DCF法を中心に買い手で算定し相手先と協議した結果、上記の取得価格にて合意したことを記載しています。
対象会社は所在地が東京都港区白金1丁目2-1、事業内容がプッシュ通知配信サービス「PUSH ONE」の開発・運営、資本金が50百万円、設立年月日が2018年9月3日で、大株主および持株比率は株式会社Road Goal Holdingsが100%です。売上高は271百万円、271百万円、321百万円、営業損益は83百万円、8百万円、21百万円、純資産は220百万円、270百万円、285百万円と3期分が記載されています。開示資料は、2022年9月期に決算期の変更をしているため13か月分の金額となっていることを注記しています(出典:株式会社エイチームホールディングス 2025年9月30日公表資料)
開示資料は、買い手が中期経営計画においてWEBマーケティングコンサルティング・WEB広告代理店等の法人向けマーケティング支援領域を新たな戦略の核に据え、事業シナジーを創出できるサービスをM&Aにより取り込みマーケティングプロセスを垂直統合していく方針であることを記載しています。
出典: 株式会社エイチームホールディングス「株式会社シグニティの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2025年09月30日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
値段の根拠に、今後五年間の見込みが挙げられています。
過去の実績だけで決めていない、ということです。
将来の計画が、価格に直接入ってくる形です。
中小企業の譲渡でも、計画は資料の一部になります。
ただし、根拠のない計画は逆に信用を落とします。
何を前提に、どう伸びるのかを数字で示します。
過去の実績と、つながっていることも大事です。
急に伸びる計画は、理由を問われます。
計画は作文ではない、という場面です。