GMO TECHホールディングスは2026年2月17日、株式会社トライハッチの株式を取得し完全子会社化することを決議したと公表しました。株式譲渡実行日は2026年2月27日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | GMO TECHホールディングス株式会社(415A・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社ベクトル(資本金3,038百万円(2025年2月28日現在)・純資産21,337百万円(2025年2月期連結)。トライハッチの持株比率70.8%)および個人1名(持株比率29.2%・住所は東京都世田谷区。本サイトでは個人の氏名を再掲していません) |
| 譲渡対象 | 株式会社トライハッチ(SaaS事業、Webマーケティング事業) |
| 所在地 | 東京都新宿区新宿1-8-4 近鉄新宿御苑ビル7F |
| 手法 | 株式の取得(完全子会社化)。435株(議決権の数435個)を取得し、所有割合は0%から100%となる |
| 対価 | 取得価額は株式会社トライハッチの普通株式628百万円、アドバイザリー費用等(概算額)14百万円、合計(概算額)642百万円 |
| 日程 | 2026年2月17日 取締役会決議日/2026年2月17日 契約締結日/2026年2月27日(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権0個、所有割合0%)、取得株式数は435株(議決権の数435個)、異動後も435株(議決権435個、所有割合100%)です。取得価額は株式会社トライハッチの普通株式628百万円、アドバイザリー費用等(概算額)が14百万円、合計(概算額)が642百万円です(出典:GMO TECHホールディングス株式会社 2026年2月17日公表資料)
対象会社は名称が株式会社トライハッチ、所在地が東京都新宿区新宿1-8-4 近鉄新宿御苑ビル7F、事業内容がSaaS事業、Webマーケティング事業、資本金が5千万円、設立年月日が2018年1月5日で、大株主及び持株比率は株式会社ベクトルが70.8%、個人1名が29.2%です。売上高は102百万円、450百万円、697百万円、営業利益は▲2百万円、55百万円、87百万円、純資産は117百万円、148百万円、203百万円と3期分が記載されています(2023年2月期は決算期変更により4ヶ月の期間の決算)(出典:GMO TECHホールディングス株式会社 2026年2月17日公表資料)
開示資料は、買い手グループのGMO TECH株式会社が対象会社からSwipeKit関連のサービスの提供を受けていることを記載しています。
開示資料は、買い手グループのGMO TECH株式会社が国内MEO市場売上で2025年度までの3年連続でシェア1位を獲得しているとしており、MEOサービスの競争力強化を成長戦略の柱の一つと位置付けていることを記載しています。
出典: GMO TECHホールディングス株式会社「株式会社トライハッチの株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ」(2026年02月17日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
売上は三期で、一億円から七億円近くまで伸びています。
赤字から黒字に転じ、利益も積み上がりました。
伸びている最中に、七割を持つ親会社が手放しました。
中小企業の譲渡でも、同じ判断はあります。
自社では伸ばしきれない、という見立てです。
受ける側は、同じ市場で一位を取っている会社でした。
そこへ渡せば、事業はさらに伸びる余地があります。
渡す相手で、事業の行き先が変わります。
どこへ渡すかを選ぶ、という場面です。