アスリナは2026年2月19日、株式会社MF6の株式を取得し子会社化すること及び新たな事業の開始を決議したと公表しました。株式譲渡実行日・事業開始日は2026年3月2日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社アスリナ(3647・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | スターシーズ株式会社(東京都港区新橋四丁目21番3号・系統用蓄電池事業、GPUサーバー事業、衣料品等事業・資本金325百万円・設立1989年3月1日・純資産584百万円。MF6の持株比率60.00%) |
| 譲渡対象 | 株式会社MF6(SNS及びインターネットによる小売業) |
| 所在地 | 東京都江戸川区東葛西八丁目39番36号 |
| 手法 | 株式の取得(子会社化)及び新たな事業の開始。150株(議決権の数150個)を取得し、議決権所有割合は0%から60.0%となる。あわせてSNS等のデジタルプラットフォームを活用したライブコマース事業を開始する。開示資料は、買い手の取締役が株式取得の相手先の前代表取締役会長であり現在も相談役を兼務していることを踏まえ、関連当事者取引と同等の取引として認識して手続きを進めており、当該取締役が本株式取得を決定する取締役会決議に参加していないことを記載している |
| 対価 | 取得価額は株式会社MF6の普通株式50百万円。開示資料は、取得価額の決定にあたって第三者機関による算定結果を元に相手先との協議を行い決定したこと、少数株主に対し新株予約権が割り当てられる予定であるがその行使には一定の条件が付されていることを記載している |
| 日程 | 2026年2月19日 取締役会決議日/2026年2月19日 株式譲渡契約締結日/2026年3月2日(予定) 株式譲渡実行日・事業開始日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数0個、議決権所有割合0%)、取得株式数は150株(議決権の数150個)、異動後も150株(議決権所有割合60.0%)です。取得価額は株式会社MF6の普通株式50百万円です(出典:株式会社アスリナ 2026年2月19日公表資料)
対象会社は名称が株式会社MF6、所在地が東京都江戸川区東葛西八丁目39番36号、事業内容がSNS及びインターネットによる小売業、資本金が21百万円、設立年月日が2023年10月30日で、大株主及び持株比率はスターシーズ株式会社が60.00%、個人1名が40.00%です。売上高は118,132千円(2025年2月期)、営業利益は△147千円、923千円、純資産は823千円、41,577千円と記載されています(2024年3月期は事業開始前で売上高なし、2025年2月期は決算期変更により11か月間)(出典:株式会社アスリナ 2026年2月19日公表資料)
開示資料は、買い手の取締役が株式取得の相手先の前代表取締役会長であり現時点において取締役を退任しているものの相談役を兼務していることを踏まえ、関連当事者取引と同等の取引として認識して手続きを進めており、当該取締役が本株式取得を決定する取締役会決議に参加していないことを記載しています。
開示資料は、新たな事業の内容がSNS等のデジタルプラットフォームを活用したライブコマース事業であることを記載しています。
出典: 株式会社アスリナ「株式会社MF6株式の取得(子会社化)及び新たな事業の開始に関するお知らせ」(2026年02月19日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
買い手の役員が、売り手の相談役を兼ねていました。
開示は、関連当事者と同等の取引として扱うと書きます。
その役員は、決議に参加していません。
中小企業の譲渡でも、同じ配慮が必要になります。
役員や親族が相手になる場合です。
価格が甘ければ、他の株主から疑われます。
だから、第三者の評価と決議の外し方を記録します。
手間はかかりますが、後で揉めないための備えです。
近い相手だから手続きを厚くする、という場面です。