ネオマーケティングは2026年2月20日、株式会社エッセンスマーケティングの株式の60%を取得する譲渡契約を締結すること及び本株式取得の対価の一部として第三者割当による自己株式の処分を行うことを決議したと公表しました。株式譲渡実行日は2026年4月1日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ネオマーケティング(4196・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の株主である個人1名(持株比率100%・住所は千葉県浦安市。本サイトでは個人の氏名を再掲していません) |
| 譲渡対象 | 株式会社エッセンスマーケティング(SNS運用代行事業(TikTokを中心とした若年層向けSNSマーケティングの設計・運用)) |
| 所在地 | 東京都渋谷区広尾1丁目11-2 |
| 手法 | 株式の取得(子会社化)及び第三者割当による自己株式処分。12,000株(議決権の数12,000個)を取得し、議決権所有割合は0%から60%となる。あわせて本株式取得の対価の一部として第三者割当による自己株式の処分を行う(処分株式数は普通株式5,000株、処分価額は1株につき1,296円、処分価額の総額は6,480,000円、処分予定先は売り手の個人)。開示資料は、売り手が譲渡後も対象会社の代表取締役を継続するため買い手株式を保有してもらうことで経営参加意識を高めることを目的としていることを記載している |
| 対価 | 取得価額はエッセンスマーケティングの普通株式66百万円、アドバイザリー費用等(概算額)3百万円、合計(概算額)69百万円。開示資料は、取得価額について第三者機関によるデューデリジェンスを実施し公正な方法で算出した金額にて売主と協議のうえ決定したものであることを記載している |
| 日程 | 2026年2月20日 取締役会決議日/2026年2月20日 株式譲渡契約締結日/2026年4月1日(予定) 株式譲渡実行日・自己株式の処分期日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数0個、議決権所有割合0%)、取得株式数は12,000株(議決権の数12,000個)、異動後も12,000株(議決権所有割合60%)です。取得価額はエッセンスマーケティングの普通株式66百万円、アドバイザリー費用等(概算額)が3百万円、合計(概算額)が69百万円です(出典:株式会社ネオマーケティング 2026年2月20日公表資料)
自己株式処分は処分期日が2026年4月1日、処分株式数が普通株式5,000株、処分価額が1株につき1,296円、処分価額の総額が6,480,000円で、処分予定先は売り手の個人です。開示資料は、売り手が譲渡後も対象会社の代表取締役を継続するため買い手株式を保有してもらい株主となってもらうことで経営参加意識を高めることを目的としていることを記載しています(出典:株式会社ネオマーケティング 2026年2月20日公表資料)
対象会社は所在地が東京都渋谷区広尾1丁目11-2、事業内容がSNS運用代行事業、資本金が200千円、設立年月日が2023年4月25日で、大株主及び持株比率は個人1名が100%です。売上高は4,467千円、33,754千円、営業利益は1,666千円、17,670千円、純資産は1,430千円、13,613千円と2期分が記載されています(2023年4月設立のため2年分)(出典:株式会社ネオマーケティング 2026年2月20日公表資料)
開示資料は、買い手と対象会社の間に業務委託契約書に基づく取引関係があること、対象会社がTikTokを中心とした若年層向けSNSマーケティングの設計・運用において実績を有することを記載しています。
出典: 株式会社ネオマーケティング「株式会社エッセンスマーケティングの株式取得(子会社化)及び第三者割当による自己株式処分に関するお知らせ」(2026年02月20日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
代金の一部を、買い手の株式で支払っています。
渡す側は、買い手の株主にもなります。
その人は、対象会社の代表を続ける予定です。
中小企業の譲渡でも、この形は使われます。
現金だけで渡すと、そこで関係が切れます。
株を受け取れば、その後の成長を一緒に受けます。
一方で、相手の株価が下がれば手取りも減ります。
何で受け取るかは、金額と同じくらい重い条件です。
対価の種類を選ぶ、という場面です。