CAC Holdings は2026年2月24日、JEMS Inc. の株式を取得し子会社化することを決議したと公表しました。株式譲渡の完了は原本表記で February 2026 (scheduled) です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | シーエーシー・ホールディングス株式会社(CAC Holdings Corporation)(4725・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の株主である個人1名(持株比率67.5%。住所はプライバシー保護のため非開示)ほかの株主(トヨタ通商株式会社を除く)(本サイトでは個人の氏名を再掲していません) |
| 譲渡対象 | JEMS Inc.(株式会社JEMS)(原本表記で industry-specific core system for industrial waste processing and recycling companies の提供ほか(産業廃棄物処理・リサイクル事業者向けの基幹システム、排出事業者向けのIT+BPOサービス、資源循環のトレーサビリティ基盤の提供)) |
| 所在地 | 茨城県つくば市東新井31-13(原本表記: 31-13 Higashi-Arai, Tsukuba-shi, Ibaraki, Japan) |
| 手法 | 株式の取得(子会社化)。138,000 shares を取得し、議決権所有割合は0%から78.2%となる。開示資料は、買い手が売り手の個人が保有する普通株式119,150株と、同人がトヨタ通商株式会社を除く他の全株主から取得する18,850株を合わせて138,000株を取得することを記載している |
| 対価 | 取得価額は原本表記で個人情報を保護するため開示を控えるとされている |
| 日程 | 原本表記で Board resolution: February 24, 2026/Agreement signing: February 24, 2026 (scheduled)/Share transfer completion: February 2026 (scheduled) |
取得前の所有株式数は0 shares(議決権所有割合0%)、取得株式数は 138,000 shares、取得後は 138,000 shares(議決権所有割合78.2%)です。取得価額は個人情報を保護するため開示を控えるとされています。開示資料は、売り手の個人が保有する普通株式119,150株と、同人がトヨタ通商株式会社を除く他の全株主から取得する18,850株を合わせて138,000株を取得することを記載しています(出典:シーエーシー・ホールディングス株式会社(CAC Holdings Corporation) 2026年2月24日公表資料)
対象会社は名称が JEMS Inc.、本社が 31-13 Higashi-Arai, Tsukuba-shi, Ibaraki, Japan、資本金が ¥100 million、設立が April 1, 1994 で、大株主及び持株比率は個人1名が67.5%、トヨタ通商株式会社が21.8%、その他(個人6名)が10.7%です。売上高は ¥3,448 million、¥3,900 million、¥4,199 million、営業利益は ¥522 million、¥429 million、¥426 million、純資産は ¥1,358 million、¥1,517 million、¥1,809 million と3期分が記載されています(子会社の規模が小さいため連結財務諸表を作成しておらず単体の数値)(出典:シーエーシー・ホールディングス株式会社(CAC Holdings Corporation) 2026年2月24日公表資料)
開示資料は、対象会社が産業廃棄物処理・リサイクル事業者向けの基幹システムを提供し、製造・建設・小売等の排出事業者に対してITとBPOを組み合わせた管理サービスを提供していることを記載しています。
開示資料は、本件により買い手グループのバリューチェーンが既存事業で扱っていない産業廃棄物管理市場へ広がることを記載しています。
出典: シーエーシー・ホールディングス株式会社(CAC Holdings Corporation)「Notice Regarding the Acquisition (Subsidiarization) of Shares of JEMS Inc.」(2026年02月24日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
渡す側の個人が、他の株主の分も先に買い集めます。
その上で、まとめて買い手へ渡す構成です。
一部の株主(取引先)は、そのまま残ります。
中小企業の譲渡でも、この段取りはよくあります。
株が親族や元役員に散っているときです。
買い手は、ばらばらに交渉するのを避けたがります。
だから社長が先に集め、一本にしてから渡します。
集める資金と、その税金の扱いを先に確かめます。
株を集めてから渡す、という場面です。