ブロードエンタープライズは2026年3月30日、日本中央管理株式会社の株式を取得し完全子会社化することを決議したと公表しました。株式譲渡実行日は2026年4月中旬(予定)です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ブロードエンタープライズ(4415・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 個人1名(対象会社の代表取締役で、株式100%を保有。氏名は再掲しない) |
| 譲渡対象 | 日本中央管理株式会社(買取再販事業、賃貸管理事業、仲介事業 等(中古マンションの買取再販を主軸に賃貸管理・売買仲介を一体で展開)) |
| 所在地 | 東京都千代田区麹町3-5-2 ビュレックス麹町7F |
| 手法 | 株式取得(完全子会社化)。異動前の所有株式数0株(議決権所有割合0%)から1,000株(議決権の数1,000個)を取得し、異動後は議決権所有割合100.0%となる |
| 対価 | 取得価額は取得先との守秘義務の観点から開示していないとされている |
| 日程 | 2026年3月30日 取締役会決議日/2026年3月30日 契約締結日/2026年4月中旬(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権所有割合0%)、取得株式数は1,000株(議決権の数1,000個)、異動後は議決権所有割合100.0%です。取得価額は取得先との守秘義務の観点から開示していないとされています(出典:株式会社ブロードエンタープライズ 2026年3月30日公表資料)
対象会社は所在地が東京都千代田区麹町3-5-2 ビュレックス麹町7F、事業内容が買取再販事業、賃貸管理事業、仲介事業等、資本金が100百万円、設立が2013年1月で、大株主及び持株比率は代表取締役である個人が100%です(出典:株式会社ブロードエンタープライズ 2026年3月30日公表資料)
対象会社の最近3年間は、売上高が1,884百万円、2,003百万円、2,282百万円、営業利益が193百万円、118百万円、127百万円、純資産が628百万円、733百万円、829百万円と記載されています(出典:株式会社ブロードエンタープライズ 2026年3月30日公表資料)
開示資料は、対象会社が中古マンションの買取再販事業を主軸に賃貸管理・売買仲介事業を一体的に展開する総合不動産企業であること、共有持分・相続未了物件・境界未確定物件など、いわゆる「訳あり不動産」の権利調整・解決事業において実績と専門ノウハウを蓄積していることを記載しています。
開示資料は、買い手が不動産の設備やリノベーションにかかる初期導入費用をゼロ円にし月額のみに分割するファイナンススキームを提供していること、対象会社の賃貸管理物件で空室が発生した際のシナジーを早期に実現することを記載しています。
出典: 株式会社ブロードエンタープライズ「日本中央管理株式会社の株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ」(2026年03月30日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
買われた会社の強みは、扱いにくい不動産の整理でした。
共有持分、相続が終わっていない物件、境界が未確定の土地です。
どれも、権利関係を解きほぐす手間がかかります。
手間がかかる仕事ほど、できる会社が限られます。
中小企業の譲渡でも、ここが評価の分かれ目になります。
誰でもできる仕事は、買わなくても自分で始められます。
人手と経験が要る仕事は、買うほうが早いのです。
自社の仕事がどちらなのかを、先に見ておきます。
手間が値になる、という場面です。