カヤバは2026年10月8日の取締役会で、連結子会社であるKYB India Private Limitedに対する増資を行うことを決議したと公表しました。インド市場における事業拡大を目的として設立した同社に対し、今後の事業展開に必要な設備投資資金および運転資金を確保するために実施すると記載されています。

開示された事実

譲受(買い手)カヤバ株式会社(7242・東証プライム市場)
譲渡(売り手)該当しない(自社の100%子会社に対する増資)
譲渡対象KYB India Private Limited(自動車、建設機械、農業機械及び産業機械向け部品関連事業)
所在地インド(マハラシュトラ州プネ)
手法連結子会社に対する増資の引受け。増資の結果、同社の資本金の額がカヤバの資本金の100分の10以上となり、特定子会社に該当することとなる。増資後の出資比率は実質100%で変わらない
対価増資額 INR 2,150百万(参考:約35.5億円)。増資後資本金は INR 3,500百万(参考:約57.8億円)
日程2026年10月8日 取締役会決議 / 2026年11月下旬(予定) 払込日

増資額はINR 2,150百万(参考:約35.5億円)で、増資後の資本金はINR 3,500百万(参考:約57.8億円)となります。増資引受人はカヤバ株式会社、払込日は2026年11月下旬が予定されています(出典:カヤバ株式会社 2026年10月8日公表資料)

KYB Indiaは2025年8月3日設立で、資本金はINR 1,350百万(参考:約22.3億円)、カヤバが実質100%を保有しています。2026年3月期の純資産はINR 1,284百万、総資産はINR 1,312百万、営業損失はINR 64百万、当期純損失はINR 66百万です(出典:カヤバ株式会社 2026年10月8日公表資料)

カヤバと同社は技術援助契約を締結し、KD部品の販売、ロイヤリティ収受、技術支援取引等を行っていくと記載されています。増資により同社の資本金がカヤバの資本金の100分の10以上に相当することとなるため、特定子会社に該当します。

出典: カヤバ株式会社「特定子会社の異動に関するお知らせ」(2026年10月08日公表)・適時開示

中小企業の経営者は、どう読むか

全株を持つ子会社への払込みなので、支配は動いていません。

それでも規模が一定の線を越えると、開示の対象になります。

海外で事業を広げる段階では、現地の会社に資金を入れる形が先に来ます。

買い手として海外の子会社を引き継ぐときは、設立からの年数と損益の段階を見ておきたいところです。

立ち上げの時期は赤字が続くことがあり、それ自体は事業の良否を決めません。

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この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)はカヤバ株式会社(7242・東証プライム市場)です。譲渡(売り手)は該当しない(自社の100%子会社に対する増資)です。譲渡対象はKYB India Private Limited(自動車、建設機械、農業機械及び産業機械向け部品関連事業)です。
A.連結子会社に対する増資の引受け。増資の結果、同社の資本金の額がカヤバの資本金の100分の10以上となり、特定子会社に該当することとなる。増資後の出資比率は実質100%で変わらない
A.増資額 INR 2,150百万(参考:約35.5億円)。増資後資本金は INR 3,500百万(参考:約57.8億円)
A.2026年10月8日 取締役会決議 / 2026年11月下旬(予定) 払込日
A.本記事はカヤバ株式会社「特定子会社の異動に関するお知らせ」(2026年10月08日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。