サンゲツは2025年3月5日、一般貨物自動車運送事業を行う株式会社SDSの株式を取得し、連結子会社とすることを公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社サンゲツ(8130・東証プライム・名証プレミア) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 有天空ホールディング株式会社(対象会社の株式を100%保有) |
| 譲渡対象 | 株式会社SDS(一般貨物自動車運送事業(製品・資材輸送)) |
| 所在地 | 名古屋市中村区 |
| 手法 | 株式譲渡(全株式の取得・連結子会社化) |
| 対価 | 開示資料に取得価額の記載なし |
| 日程 | 株式譲渡実行日 2025年4月1日(予定) |
取得前の所有株式数は0株で、取得株式数は20,000株です。これは発行済株式数の100%にあたります(出典:株式会社サンゲツ 2025年3月5日公表資料)
対象会社は2024年11月1日の設立で、資本金は10百万円、所在地は名古屋市中村区です。売り手は有天空ホールディング株式会社で、対象会社の株式を100%保有していました(出典:株式会社サンゲツ 2025年3月5日公表資料)
開示資料には、買い手と対象会社の関係として「上場会社の物流倉庫における出荷と配送の委託」と記載されています。すでに取引のある相手です。
この開示資料には取得価額の記載がありません。株式譲渡実行日は2025年4月1日の予定です。
中小企業の経営者は、どう読むか
設立から四か月の会社を買っています。事業を切り出して新しい会社に移し、その会社を譲る形があります。
新しい会社でも、中で動いているのは前からある事業です。設立の年月だけでは中身は分かりません。
買い手は、すでに出荷と配送を委託していた相手です。いちばん近い買い手は取引先、という形がここでも出ています。
中小企業でも、承継のために事業を新会社へ移してから譲ることがあります。移し方で税金と手続が変わります。
価額が書かれていない開示もあります。書いていないことと、無いことは別です。