シードは2025年3月26日、100%子会社である英国のContact Lens Precision Laboratories Limited(CLPL社)が、英国スコットランドを主たる事業地域とするScotlens Holdings Limitedの株式100%を取得することについて承認決議をしたと公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社シード(取得主体は100%子会社の Contact Lens Precision Laboratories Limited)(7743・東証プライム)
譲渡(売り手)(開示資料に売り手の記載なし)
譲渡対象Scotlens Holdings Limited(コンタクトレンズ製造)
所在地英国 スコットランド
手法株式譲渡(英国子会社による全株式の取得。買い手の孫会社となる)
対価開示資料に取得価額の記載なし
日程株式取得の実行日は2026年3月期(開示資料に具体的な日付の記載なし)

対象会社は2018年4月18日の設立で、所在地は英国スコットランドのリンリスゴー、資本金は200英ポンドです。コンタクトレンズの製造を行っています(出典:株式会社シード 2025年3月26日公表資料)

取得主体のCLPL社は1967年10月26日の設立で、資本金は111英ポンド、コンタクトレンズの製造を行っています。シードが株式を100%保有しています(出典:株式会社シード 2025年3月26日公表資料)

開示資料には、CLPL社によるScotlens Holdingsの株式取得の実行日が2026年3月期となるため、当期の連結業績への影響は軽微と見込まれると記載されています。

この開示資料に取得価額の記載はありません。記載が無いことと、金額が存在しないことは別です。

出典: 株式会社シード(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「子会社等における孫会社の異動に関するお知らせ」(2025年03月26日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

日本の会社が、英国の子会社を通じて英国の会社を買っています。現地の会社が受け皿です。

同じ国の中で買うので、法律と税の手続は現地の枠組みで進みます。日本から直接買うより簡単になることがあります。

中小企業でも、海外に子会社があるとこの形が使えます。ただし、どこに利益が残るかで税の扱いが変わります。

実行日が次の期になると先に書いてあります。どの期に入るかを明示するのは、決算の見え方に関わるためです。

資本金が二百ポンドの会社です。英国では、資本金が小さくても事業の規模とは関係がありません。

この業種のM&A・事業承継のページを見る

本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。