梅の花グループは2025年5月12日、ベトナムにおける現地法人の設立と事業譲受を決定したと公表しました。飲食事業・食品製造等の展開を目的に現地法人を設立し、JAVISTAR社からレストラン『NOBU』の従業員を含むすべての資産等を有償で譲り受け、店舗の経営を承継して営業を継続するとしています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社梅の花グループ(設立する現地法人が譲受)(7604・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡対象 | JAVISTAR社が営むレストラン『NOBU』事業(飲食(レストラン運営)) |
| 所在地 | ベトナム・ハノイ |
| 手法 | 事業譲渡(従業員を含むすべての資産等を有償で譲り受け、店舗の経営を承継) |
| 対価 | 譲受対象は主に棚卸資産・固定資産。金額は現時点では確定していないと記載 |
| 日程 | 決定 2025年5月12日/現地法人の設立 2025年7月(予定) |
開示資料によれば、設立する現地法人は資本金30百万円、出資比率は梅の花グループが88%、残りを個人3名が保有し、設立は2025年7月の予定です。対象事業の2024年12月期の売上高は46,182千円、営業損益は△10,265千円です。譲受対象となる資産は主に棚卸資産と固定資産で、金額は現時点で確定していないとされています(出典:株式会社梅の花グループ 2025年5月12日公表資料)。
店舗の所在地はハノイで、開示資料には対象となるレストランの所在地が記載されています。
中小企業の経営者は、どう読むか
「従業員を含むすべての資産等を譲り受ける」と明記されています。事業譲渡では移す対象を当事者が決めますが、店舗の事業では働いている人ごと引き継ぐことが前提になる場面が多くあります。
対象事業は直近期が営業損失です。それでも譲受に至っているのは、買い手がその地域で事業を始めるための足場として見ているためと読み取れます。
譲り受ける資産の金額が確定していない段階で公表されています。事業譲渡では、何をいくらで引き継ぐかを一つずつ決めていくため、契約までに時間がかかることがあります。