じげんは2025年5月12日、連結子会社の株式会社タイズが、アルティメイトリソーシズグループ株式会社の全株式を取得して子会社化することを決定したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社じげん(連結子会社の株式会社タイズが取得)(3679・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡対象 | アルティメイトリソーシズグループ株式会社(RPO(採用代行)事業、人材紹介事業) |
| 所在地 | 東京都港区 |
| 手法 | 株式譲渡(全株式を取得し完全子会社化) |
| 対価 | 株式取得価額400百万円、アドバイザリー費用等の概算額19百万円、合計の概算額419百万円 |
| 日程 | 株式譲渡実行日 2025年5月22日(予定) |
開示資料によれば、アルティメイトリソーシズグループはコンサルティング会社およびメーカーを主な顧客として、RPO(採用代行)事業と人材紹介事業を展開しています。業績は2025年4月期で売上高655百万円、営業利益42百万円を見込むとされています(出典:株式会社じげん 2025年5月12日公表資料)。
じげんは、同社が顧客の採用戦略から採用オペレーションの構築まで伴走型の支援を行う点に強みを持つと説明し、人材紹介を手がけるタイズとの連携により総合的な人材採用支援の提供を目指すとしています。
中小企業の経営者は、どう読むか
同じ人材領域でも、採用代行と人材紹介は担う工程が違います。買い手は、自社の子会社がすでに持っている機能に、隣の工程を足す形で説明しています。相手として選ばれる理由が、重なりではなく補完にある例です。
買い手はグループの資源を使って人員の増強を進め、育成の進め方などの運営ノウハウを移すとしています。買われた側の事業がそのまま続くのではなく、引き継いだ後に手を入れる前提が示されています。
譲渡を考える立場からすると、自社のどの工程が相手に無いのかを言葉にできるかどうかが、話の入口になります。