ボードルアは2025年5月15日、ONE-TECH株式会社、SPIN TECHNOLOGY株式会社、GOKU TECHNOLOGIES株式会社の発行済株式の一部を取得し、その後に簡易株式交換により3社を完全子会社とすることを決議したと公表しました。株式取得の完了は2025年6月3日、株式交換の効力発生日は2025年6月6日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ボードルア(4413・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象3社の株主(TERRASOL株式会社、RIKSOL株式会社および個人。個人の氏名は本サイトでは再掲していません) |
| 譲渡対象 | ONE-TECH株式会社、SPIN TECHNOLOGY株式会社、GOKU TECHNOLOGIES株式会社(主に若年層の人員による総合的なITサポートサービスの提供) |
| 所在地 | 開示資料に記載なし |
| 手法 | 発行済株式の一部を取得したうえで、残りの株式を簡易株式交換により取得して3社を完全子会社とする二段階の方式。株式交換は会社法第796条第2項の規定に基づく簡易株式交換として行われ、買い手の株主総会の承認を要しない |
| 対価 | 取得価額は、SPIN TECHNOLOGYが普通株式263.5百万円+アドバイザリー費用等(概算)1.4百万円=合計264.9百万円(概算)、GOKU TECHNOLOGIESが同じく263.5百万円+1.4百万円=264.9百万円(概算)、ONE-TECHが普通株式290百万円+1.4百万円=291.4百万円(概算)。開示資料は、独立した第三者算定機関による株式価値の算定結果(DCF法)に基づき当事者間の協議で決定したと記載している |
| 日程 | 2025年5月15日 取締役会決議日/2025年5月15日 株式譲渡契約締結日/2025年6月3日(予定) 株式取得の完了予定日/2025年5月15日 株式交換契約締結日/2025年6月6日(予定) 株式交換の効力発生日 |
取得する株式数と議決権所有割合は、SPIN TECHNOLOGYが1,700株(42.5%)、GOKU TECHNOLOGIESが850株(42.5%)、ONE-TECHが2,900株(72.5%)で、いずれも取得前は0株(0.00%)です。取得価額はSPIN TECHNOLOGYが普通株式263.5百万円とアドバイザリー費用等(概算額)1.4百万円で合計264.9百万円(概算)、GOKU TECHNOLOGIESが同じく263.5百万円と1.4百万円で合計264.9百万円(概算)、ONE-TECHが普通株式290百万円と1.4百万円で合計291.4百万円(概算)です(出典:株式会社ボードルア 2025年5月15日公表資料)
株式交換の割当比率と交付株式数は、SPIN TECHNOLOGYが1対50で115,000株、GOKU TECHNOLOGIESが1対101で116,150株、ONE-TECHが1対33で36,300株です。いずれも2025年6月1日に効力が発生する予定の株式分割後の株式数に基づいて決定されたもので、交付する株式は自己株式を予定しています(出典:株式会社ボードルア 2025年5月15日公表資料)
開示資料は、取得価額について独立した第三者算定機関であるプルータス・コンサルティングがDCF法により1株当たりの価値を算定し、その結果に基づき当事者間の協議で決定したことを記載しています。また対象3社は新株予約権および新株予約権付社債を発行していないと記載されています(出典:株式会社ボードルア 2025年5月15日公表資料)
開示資料は、買い手グループがネットワーク仮想化(SDN)、クラウドコンピューティング、サイバーセキュリティ、無線接続、負荷分散などIT基盤領域の技術に注力していること、対象3社が主に若年層の人員による総合的なITサポートサービスを提供していることを記載しています。
株式交換は会社法第796条第2項の規定に基づく簡易株式交換として行われ、買い手の株主総会の承認を要しないと記載されています。
出典: 株式会社ボードルア「Notice Regarding Acquisition of Shares and Share Exchange to Make ONE-TECH, SPIN TECHNOLOGY, and GOKU TECHNOLOGIES Wholly Owned Subsidiaries」(2025年05月15日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
まず一部を買い、残りを株式交換で取る二段階の取引です。
一段目は現金、二段目は買い手の株式が対価になります。
渡す側は、現金と株式の両方を受け取ることになります。
中小企業の譲渡でも、全部を一度に渡さない形はあります。
先に一部を渡し、残りをあとで渡すという段取りです。
渡す側にとっては、受け取る時期が分かれるということです。
二段目の条件を先に決めておかないと、あとで動きます。
何年後に、どの計算で、何を対価に渡すのかを書きます。
一段目の契約の中に、二段目を書き込む場面です。