メディックスは2025年9月4日、台湾の亞星通股份有限公司の株式を取得し子会社化・孫会社化すると公表しました。株式譲渡実行日は2025年9月30日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社メディックス(331A・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の株主(株式会社ファインドスターおよび個人2名が追加譲受の対象。本サイトでは個人の氏名を再掲していません) |
| 譲渡対象 | 亞星通股份有限公司(STAR TO ASIA CO.,LTD.)(日系D2C企業の台湾および海外進出支援、現地でのマーケティング支援) |
| 所在地 | 台湾台北市松山区八德路3段36號13樓 |
| 手法 | 株式の取得(子会社化および孫会社化)。4,026株(予定)を取得し、議決権所有割合は0.0%から77.65%となる(議決権所有割合の算出では自己株式50株を勘案)。対象会社ほか3社が連結子会社となる予定。開示資料は、残り1,159株を追加で譲り受けた場合の金額についても記載している(アーンアウト方式) |
| 対価 | 取得価額は、亞星通股份有限公司の普通株式が1億44百万NTD(約6億99百万円)、アドバイザリー費用(概算額)が3百万円、合計(概算額)が7億2百万円。開示資料は、残り1,159株を追加で譲り受けた場合は合計41百万NTDとなることを記載している |
| 日程 | 2025年9月4日 取締役会決議日/2025年9月4日 契約締結日/2025年9月30日(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数:0個、議決権所有割合:0.0%)、取得株式数は4,026株(予定)(議決権の数:4,026個、議決権所有割合:77.65%)です。議決権所有割合の算出においては自己株式50株を勘案しています(出典:株式会社メディックス 2025年9月4日公表資料)
取得価額は普通株式が1億44百万NTD(約6億99百万円)、アドバイザリー費用(概算額)が3百万円、合計(概算額)が7億2百万円です。開示資料は、取得価額の算定にあたり第三者に財務デューデリジェンスを依頼し両社協議のうえ適正な価格であると合意したこと、残り1,159株を追加で譲り受けた場合は合計41百万NTDとなることを記載しています(出典:株式会社メディックス 2025年9月4日公表資料)
対象会社は所在地が台湾台北市松山区八德路3段36號13樓、事業内容が日系D2C企業の台湾および海外進出支援、現地でのマーケティング支援、資本金が5,250千NTD、設立が2014年8月です。売上高は784,413千NTD、751,000千NTD、564,584千NTD、営業利益は△3,600千NTD、8,208千NTD、△22,260千NTD、純資産は217,411千NTD、248,186千NTD、255,724千NTDと3期分が記載されています。
開示資料は、NITTAI(東京都港区芝4-1-23・日系企業の海外市場での卸売販売支援・資本金3,000千円・設立2018年7月)についても記載しており、対象会社ほか3社が買い手の連結子会社となる予定であることを記載しています。
開示資料は、対象会社が台湾を拠点に日系企業の台湾およびアジア市場への進出支援、現地市場でのマーケティング支援を提供しており、事業計画立案から広告・プロモーション、EC支援、物流、決済システムの構築・運用まで一貫して提供していることを記載しています。
出典: 株式会社メディックス「株式の取得(子会社化および孫会社化)に関するお知らせ」(2025年09月04日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
八割弱を先に取り、残りはあとで取る形になっています。
残りの分の金額も、開示の時点で決まっています。
こうしておけば、二度目の交渉で揉めません。
中小企業の譲渡でも、段を踏む形はよく選ばれます。
ただし二段目の条件を決めていないと、やり直しになります。
いくらで、いつ、何株を渡すのかです。
決めてあれば、渡す側も見通しが立ちます。
決めていなければ、そのときの力関係で決まります。
一段目の契約に二段目を書き込む、という場面です。