Terra Droneは2025年9月16日、持分法適用会社であるAloft Technologies, Inc.を完全子会社化すると公表しました。契約締結は2025年10月末まで、株式譲渡の実行(効力発生)は2025年12月末までを予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | Terra Drone株式会社(278A・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | Aloft Technologies, Inc.の株主、SAFE保有者およびストック・オプション保有者 |
| 譲渡対象 | Aloft Technologies, Inc.(無人航空機システム・サービスの提供等) |
| 所在地 | 米国デラウェア州 |
| 手法 | 持分法適用会社の完全子会社化。買い手の100%子会社として設立したTerra Drone USA, Inc.(米国デラウェア州・資本金100米ドル・逆三角合併の実行を目的とする特別目的会社)を実行会社とする逆三角合併方式による。合併時に対象会社の株式数が100株に変更される |
| 対価 | 取得価額は、普通株式が約1,953千米ドル(約282,349千円)、優先株式が約5,876千米ドル(約849,357千円)、SAFE償却費用が約763千米ドル(約110,304千円)、ストック・オプション償却費用が約233千米ドル(約33,716千円)、アドバイザリー費用等が約380千米ドル(約55,000千円)、合計(概算額)が約9,206千米ドル(約1,330,728千円)。株式の取得条件は普通株式1株あたり約0.22米ドル(約32円)、優先株式1株あたり約0.71ドル(約104円) |
| 日程 | 2025年9月16日 取締役会決議日/2025年10月末までを予定 契約締結日/2025年12月末までを予定 株式譲渡実行日(効力発生日) |
異動前の所有株式数は普通株式3,867,906株、優先株式5,079,500株(議決権の数:8,947,406個、議決権所有割合:35.3%)、取得株式数は普通株式8,709,022株、優先株式8,225,128株(議決権の数:16,934,150個)です。あわせてSAFE(Simple Agreement for Future Equity)額面1,000千米ドルとストック・オプション1,128,126個を償却します(出典:Terra Drone株式会社 2025年9月16日公表資料)
取得価額は普通株式が約1,953千米ドル(約282,349千円)、優先株式が約5,876千米ドル(約849,357千円)、SAFE償却費用が約763千米ドル(約110,304千円)、ストック・オプション償却費用が約233千米ドル(約33,716千円)、アドバイザリー費用等が約380千米ドル(約55,000千円)で、合計(概算額)は約9,206千米ドル(約1,330,728千円)です。株式の取得条件は普通株式1株あたり約0.22米ドル(約32円)、優先株式1株あたり約0.71ドル(約104円)です(出典:Terra Drone株式会社 2025年9月16日公表資料)
異動後の所有株式数は普通株式100株(議決権の数:100個、議決権所有割合:100.0%)で、逆三角合併方式により合併時に対象会社の株式数が100株に変更されるためと記載されています(出典:Terra Drone株式会社 2025年9月16日公表資料)
対象会社は所在地が米国デラウェア州、事業内容が無人航空機システム・サービスの提供等、資本金が11,839千米ドル、設立年月日が2015年5月21日です。売上高は1,411千米ドル、2,095千米ドル、2,469千米ドル、営業利益は△1,968千米ドル、△680千米ドル、△785千米ドル、純資産は△2,714千米ドル、△2,775千米ドル、△1,615千米ドルと3期分が記載されています。
出典: Terra Drone株式会社「持分法適用会社Aloft Technologies, Inc.の完全子会社化に関するお知らせ」(2025年09月16日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
株式のほかに、新株予約権と転換権も片付けています。
ベンチャーに出資すると、こうした権利が残ります。
放っておくと、あとで株式が増えてしまいます。
完全子会社にするには、全部を整理する必要があります。
中小企業の譲渡でも、同じ論点が出ることがあります。
どこに、誰に、何が出ているかを先に洗い出します。
登記、議事録、契約書を突き合わせて確かめます。
整理に要る費用も、総額に入ってくる場面です。