じげんは2025年9月30日、株式会社アルファスタッフの株式を取得し完全子会社化することを決議したと公表しました。株式譲渡実行日は2025年11月10日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社じげん(3679・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社アルファ1グループ(愛知県名古屋市中村区那古野一丁目47番1号 名古屋国際センタービル24F・人材サービス事業、福祉サービス事業、工場等業務請負事業を行うグループ会社の経営計画・管理及びそれらに付随する業務・資本金92百万円・設立2004年3月・純資産△30百万円・総資産536百万円) |
| 譲渡対象 | 株式会社アルファスタッフ(人材派遣、人材紹介、紹介予定派遣等(リゾート領域の人材派遣・人材紹介、製造業向け外国人派遣)) |
| 所在地 | 愛知県名古屋市中村区那古野一丁目47番1号 名古屋国際センタービル24F |
| 手法 | 株式取得(完全子会社化)。1,560株を取得し、議決権所有割合は100%となる。開示資料は、対象会社が本株式取得における譲渡対象外事業(アミューズメント事業・福祉事業・不動産事業)も運営しており、これらを株式譲渡実行日までに親会社等に移譲予定であることを記載している。取得資金は全額を手元資金により充当する予定 |
| 対価 | 株式取得価額は80百万円、アドバイザリー費用等(概算額)9百万円、合計(概算額)89百万円 |
| 日程 | 2025年9月30日 取締役会決議/2025年9月30日 契約締結日/2025年11月10日(予定) 株式譲渡実行日 |
異動前の所有株式数は0株(議決権の数:0個)、取得株式数は1,560株(議決権の数:1,560個)、異動後の所有株式数は1,560株(議決権所有割合:100%)です。株式取得価額は80百万円、アドバイザリー費用等(概算額)が9百万円、合計(概算額)が89百万円で、取得資金は全額を手元資金により充当する予定です(出典:株式会社じげん 2025年9月30日公表資料)
開示資料は、対象会社が本株式取得における譲渡対象外事業(アミューズメント事業・福祉事業・不動産事業)も運営しており、これらを株式譲渡実行日までに親会社等に移譲予定であること、記載されている財務数値が当該譲渡対象外事業を含む数値であることを注記しています。
対象会社は所在地が愛知県名古屋市中村区那古野一丁目47番1号 名古屋国際センタービル24F、事業内容が人材派遣、人材紹介、紹介予定派遣等、資本金が31百万円、設立年月日が2004年3月で、大株主及び持株比率は株式会社アルファ1グループが100.0%です。売上高は1,633百万円、1,853百万円、1,925百万円、営業利益は40百万円、△16百万円、△53百万円、純資産は167百万円、189百万円、135百万円と3期分が記載されています。開示資料は、譲渡対象事業の進行期(2026年3月期)の着地見込を売上高1,334百万円、営業利益24百万円と記載しています(出典:株式会社じげん 2025年9月30日公表資料)
開示資料は、対象会社がリゾート領域における人材派遣事業及び人材紹介事業、製造業向け外国人派遣事業を運営していること、買い手が本株式取得によりリゾート領域へ参入し人材派遣領域にも本格進出することを記載しています。
出典: 株式会社じげん「株式会社アルファスタッフの株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ」(2025年09月30日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
渡さない事業を、実行日までに外へ移す形です。
だから決算書の数字と、買う対象が一致しません。
開示も、見込みを別に示して補っています。
中小企業の譲渡では、これがよく起こります。
一つの会社で複数の事業をやっているからです。
不動産や保険が、同じ会社に入っていることもあります。
渡す範囲を決め、それだけの数字を作り直します。
部門別の損益が無いと、この作業に時間がかかります。
普段の帳簿の付け方が効いてくる場面です。