AIフュージョンキャピタルグループは2025年10月23日、持分法適用関連会社である株式会社ラバブルマーケティンググループの第三者割当増資を引き受け、同社を連結子会社化すると公表しました。払込および株式取得は2025年11月12日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社AIフュージョンキャピタルグループ(254A・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社ラバブルマーケティンググループ(東証グロース・証券コード9254)(SNSマーケティング支援) |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門四丁目1番13号 プライムテラス神谷町9階 |
| 手法 | 持分法適用関連会社の第三者割当増資引受による連結子会社化。売り手のいない取引で、対象会社が新たに発行する株式を引き受ける形。引受後、買い手は対象会社の普通株式734,900株(第三者割当増資後の議決権比率で47.75%)を保有し、実質支配基準により同社は連結子会社となる予定 |
| 対価 | 払込金額の総額は493,560,000円。開示資料は、2025年4月18日付の開示で公表した株式会社ショーケースからの借入による資金を充当することを記載している |
| 日程 | 2025年10月23日 取締役会決議日/2025年11月12日(予定) 本株式取得にかかる払込/2025年11月12日(予定) 本株式取得 |
払込金額の総額は493,560,000円で、2025年4月18日付の開示で公表した株式会社ショーケースからの借入による資金を充当すると記載されています。これにより買い手は対象会社の普通株式734,900株(第三者割当増資後の議決権比率で47.75%)を保有することになり、実質支配基準により同社は連結子会社となる予定です。
対象会社は所在地が東京都港区虎ノ門四丁目1番13号 プライムテラス神谷町9階、事業内容がSNSマーケティング支援、資本金が50,000,000円(2024年10月31日時点)、設立年月日が2014年7月15日です。売上高は1,653百万円、1,025百万円、2,161百万円、営業利益は80百万円、22百万円、137百万円、純資産は552百万円、574百万円、306百万円と3期分が記載されています(出典:株式会社AIフュージョンキャピタルグループ 2025年10月23日公表資料)
開示資料は、買い手が2024年10月29日に中期経営計画を策定し、AIを軸に「自己投資事業」「ファンド事業」「PIPEs事業」「投資銀行事業」の4つの事業ドメインにおける金融ソリューション事業を展開していることを記載しています。
開示資料は、対象会社がSNSマーケティングを中核とするマーケティング支援サービスを展開しており、近年ではSNS運用支援に加えインバウンドプロモーションなども手掛けていることを記載しています。
出典: 株式会社AIフュージョンキャピタルグループ「持分法適用関連会社(株式会社ラバブルマーケティンググループ、証券コード9254)の第三者割当増資引受による連結子会社化に関するお知らせ」(2025年10月23日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
議決権は半分に届かないのに、連結子会社になります。
実質支配基準という考え方で判断されています。
持ち分の割合だけで決まるわけではありません。
中小企業の譲渡でも、支配の有無は割合だけではありません。
役員の派遣、資金の提供、取引の依存度も見られます。
半分未満でも、相手が経営を決められる状態はあります。
だから、一部譲渡でも実質どうなるかを確かめます。
契約で決まる範囲も、合わせて読みます。
割合の数字だけを見ない、という場面です。