富士通は2025年10月30日、株式会社ブレインパッドの株式に対する公開買付けを開始すると公表しました。買付け等の期間は2025年10月31日から2025年12月15日まで(30営業日)です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 富士通株式会社(6702・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 株式会社ブレインパッド(証券コード3655・東証プライム)(データ活用を通じて企業の経営改善を支援するプロフェッショナルサービス) |
| 所在地 | 東京都港区六本木三丁目1番1号 |
| 手法 | 公開買付けの開始。対象者株式の全て(但し、対象者が所有する自己株式を除く)を取得し対象者を完全子会社とするための取引の一環。開示資料は、買い手が本日現在対象者株式を所有していないこと、同日開催の取締役会において対象者との間で経営統合契約を締結することを決議したことを記載している |
| 対価 | 買付け等の価格は普通株式1株につき2,706円。買付予定数の下限は13,883,800株で、下限に満たない場合は応募株券等の全部の買付け等を行わない。買付予定数の上限は設定していない |
| 日程 | 2025年10月30日 取締役会決議・公開買付けの開始の公表/2025年10月31日から2025年12月15日まで(30営業日) 買付け等の期間 |
買付け等の価格は普通株式1株につき2,706円です。買付予定数の下限は13,883,800株で、応募株券等の数の合計が下限に満たない場合は応募株券等の全部の買付け等を行いません。買付予定数の上限は設定していません(出典:富士通株式会社 2025年10月30日公表資料)
開示資料は、買い手が2025年10月30日開催の取締役会において対象者株式の全て(但し、本日現在の対象者が所有する自己株式を除く)を取得し対象者を完全子会社とするための取引の一環として本公開買付けを実施することを決議したこと、本日現在対象者株式を所有していないこと、同日の取締役会において対象者との間で経営統合契約を締結することを決議したことを記載しています。
開示資料は、対象者が本公開買付けに関する意見表明を行うに当たり、対象者、応募予定株主、並びに買い手から独立したファイナンシャル・アドバイザー及び第三者算定機関である野村證券に対象者株式価値の算定を依頼したとされていることを記載しています。
対象者は所在地が東京都港区六本木三丁目1番1号、事業内容がデータ活用を通じて企業の経営改善を支援するプロフェッショナルサービス、資本金が597,809千円(2025年6月30日現在)です。
出典: 富士通株式会社「株式会社ブレインパッド株式(証券コード3655)に対する 公開買付けの開始に関するお知らせ」(2025年10月30日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
買い手は、対象会社の株式を一株も持っていません。
親子でもなく、外から全部を取りに行く形です。
あわせて経営統合契約も結んでいます。
中小企業の譲渡でも、関係のない相手は買い手になります。
同業に限らず、周辺の業種や異業種からも来ます。
だから、相手を同業だけに絞る必要はありません。
自社の何が欲しがられるのかを考えて広げます。
顧客、人、技術、許可、立地のどれかです。
相手の幅を決めるのは自社の棚卸し、という場面です。