山善は2025年11月14日、マレーシアのCK Mac Global Sdn. Bhd.の事実上の親会社であるAtoG1 Co., Ltd.の株式を取得し子会社化することについて基本合意書を締結したと公表しました。これは決定ではなく、協議の開始です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社山善(8051・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | AtoG1 Investment Business Association(持株比率100%) |
| 譲渡対象 | AtoG1 Co., Ltd.(マレーシアのCK Mac Global Sdn. Bhd.の事実上の親会社)(Holding, management, trading, investment, and handling of securities(有価証券の保有、管理、売買、投資等)) |
| 所在地 | 東京都千代田区丸の内1-8-2 |
| 手法 | 株式取得に関する基本合意書の締結。これは決定ではなく、協議の開始です。72,981株を取得し、議決権所有割合は0.00%から100.00%となる予定。開示資料は、取引が承認等の手続を前提として効力を生じること、最終合意に至るまでの資本政策により株式数および議決権数が変動する可能性があることを記載している |
| 対価 | 取得価額(予定)は当事者間の守秘義務により非開示とされている |
| 日程 | 2025年11月13日 取締役会の決議があったとみなされる日/2025年11月13日 基本合意書の締結日/2025年12月下旬(予定) 株式譲渡契約の締結日/株式譲渡の開始日は未定(TBD) |
異動前の所有株式数は0 shares(議決権の数:0 units、議決権所有割合:0.00%)、取得株式数は72,981 shares(議決権の数:72,981 units)、異動後の所有株式数は72,981 shares(議決権所有割合:100.00%)です。取得価額(予定)は当事者間の守秘義務により非開示とされています(出典:株式会社山善 2025年11月14日公表資料)
開示資料は、最終合意に至るまでの資本政策により株式数および議決権数が変動する可能性があることを注記しています。
対象会社は名称がAtoG1 Co., Ltd.、所在地が東京都千代田区丸の内1-8-2、事業内容が有価証券の保有、管理、売買、投資等、資本金が100 million yen、設立が2024年3月7日で、大株主はAtoG1 Investment Business Associationが100%です。純資産は7 million yen、総資産は16 million yenと記載されています(2025年1月期)(出典:株式会社山善 2025年11月14日公表資料)
日程は、取締役会の決議があったとみなされる日および基本合意書の締結日が2025年11月13日、株式譲渡契約の締結日が2025年12月下旬(予定)、株式譲渡の開始日は未定(TBD)です。開示資料は、本取引が承認等の手続を前提として効力を生じることを記載しています。
出典: 株式会社山善「[Updated]Notice of Basic Agreement to Acquire AtoG1 Co., Ltd. Shares, the de facto parent of CK Mac Global Sdn. Bhd., to Make It a Subsidiary.」(2025年11月14日公表)・適時開示
中小企業の経営者は、どう読むか
買うのは持株会社で、事業はその下の会社にあります。
海外の会社を、日本の持株会社経由で取る形です。
直接買うより、手続きが簡単になることがあります。
中小企業でも、持株会社を作って渡す形はあります。
複数の法人に分かれている会社では有効です。
株式の売買一回で、全体が移ります。
ただし、作るには時間と費用がかかります。
渡す時期から逆算して、いつ作るかを決めます。
早く考えるほど選べる形が増える、という場面です。